・フラボン類Flavones ふらぼんるい
有機化合物、フラボノイド系に属し、黄色から白色の植物色素であり、自然界には植物から主としてヒドロキシ化(水酸化)あるいは配糖体とし存在する。
フラボンの名称はラテン語のflavus(黄色)に由来する。無色針状晶。融点 97℃。水には不溶であるが、アルコール、ベンゼンの有機溶媒によく溶ける。
野菜やハーブなどの食品にも多く含まれ、配糖体アピインApiin(色素アピゲニンApigenin:パセリ、セロリ、ピーマン)、ルテオリンLuteolin(エゴマ・春菊)、タンゲレチンTangeretin ( シイクワシャー)、ジオスミンDiosmin(柑橘類)などで抗酸化作用がある。
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