・ガルシニアGarcinia がるしにあ
オトギリソウ科、南アジア原産でインドや東南アジアに生育する常緑の10~15mになる中・高木で5~9月頃にオレンジぐらいの大きさで、果皮に深い溝のある黄色からやや赤みがかった実をつける。
果実や果皮は柑橘類に似た強い酸味があり、熟果は果物として生食でき、またライムの代用としても利用している。
果皮や実は乾燥させカレーの酸味付け、魚の塩蔵保存などにも用いスパイスとして利用している。
乾燥果皮中にはヒドロキシクエン酸Hydroxycitric acid(HCA)を多く含み食欲を抑制し肥満抑制する健康食品としてダイエット食品に利用される。 HCAは、レモンなどの柑橘類に含まれるクエン酸と同様の酸味があり、構造もよく似ている。