・セリンSerine せりん
アミノ酸のひとつで体内で解糖系の中間体である3-ホスホグリセリン酸Glycerate 3-phosphateより、3-ホスホヒドロキシピルビン酸Phospho Hydroxy Pyruvic acid、3-ホスホセリンPhosphoserineを経て、スレオニン、グリシンより合成され人体では非必須アミノ酸としている。
1865年に初めてシルクタンパク質セリシンより分離され微かに甘味を感じる。カルボキシル基(-COOH:酸性)とアミノ基(-NH2:アルカリ性)を同数もつ中性アミノ酸として動植物性食品の殆どすべてに含む。
セレンの1日の推奨量は成人で30㎍~25㎍、 耐容上限量は450㎍~350㎍程度としている。
特に動物性食品、豆類に多く存在する。記憶、神経機能を活発にし保湿効果、血中コレステロール低下作用をもつ。
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