・柾、正木Japanese spindle まさき
ニシキギ科の常緑低木。北海道南西部から沖縄，東アジアの海岸にはえる。葉は対生し倒卵形で厚くつやがあり縁には鋸歯(きょし)がある。6～7月に葉腋に集散花序を出し、径約7mmの緑白色の 美しい花が咲く常緑樹。秋から冬にかけ赤い実をつけ 果実は熟すと4裂し、中から朱赤の仮種皮で覆われた種子がみられる。芽吹きがよく、刈り込みによる樹形維持が容易であるため、生け垣にもよく使われ、また、潮風や大気汚染にも強いため、海岸付近や自動車の交通量の多い都市部にもみられる。
ニシキギ科の常緑低木。北海道南西部から沖縄，東アジアの海岸にはえる。葉は対生し倒卵形で厚くつやがあり縁には鋸歯(きょし)がある。6～7月に葉腋に集散花序を出し、径約7mmの緑白色の 美しい花が咲く常緑樹。秋から冬にかけ赤い実をつけ 果実は熟すと4裂し、中から朱赤の仮種皮で覆われた種子がみられる。芽吹きがよく、刈り込みによる樹形維持が容易であるため、生け垣にもよく使われ、また、潮風や大気汚染にも強いため、海岸付近や自動車の交通量の多い都市部にもみられる。
かつて日本では、樹皮を中国杜仲の代用で和杜仲として、利尿強壮に煎じて服用していた。マサキエキスに含むトリテルペノイドのフリーデリンFriedelinに血管新生促進作用が認められ毛根血管形成を促す。葉、樹皮、果実に含まれる脂肪油は薬理作用が激しく、誤食すると嘔吐や下痢の症状を引き起こすことがあるという。
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