メチオニンMethionine めちおにん
1922年に発見された苦味のある必須アミノ酸のひとつで含硫アミノ酸でもある。穀類(120~260mg/100g中)、動物性食品(300~810mg/100g中)では満たされるが一回の摂取量からすると大豆(520mg/100g中)、野菜・果実類(4~49mg/100g中)では不足しやすい。基準値として窒素1g当たり220~160mgを定めている。シスチン(システィン)は、メチオニンで代用できる。
体内でカルニチン(メチオニン・リジン)、タウリン(メチオニン・システィン)、グルタチオン(システィン・グリシン・グルタミン酸)などの構成成分ともなる。欠乏により貧血、低蛋白血症、脱毛、出血性腎、脂肪肝、肝硬変が知られる。抗酸化力、乳化作用がありビタミンAの利用をよくする。ヒスタミンの濃度を下げる抗アレルギー作用、精神を安定させる、肝機能の強化、体脂肪の燃焼、脂肪肝を防ぐ作用を有する。
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