・栃葉人参 とちばにんじん
ウコギ科、日本原産の山野の日陰に生える多年草で高さは50~80cmほどになり葉は栃の木の葉に似て5枚の小葉で掌状複葉(しょうじょうふくよう)で構成する。花は6月~8月に茎の先端に球状に黄緑色の小さい花を多数つけ秋に赤い果実となる。
ウコギ科、日本原産の山野の日陰に生える多年草で高さは50~80cmほどになり葉は栃の木の葉に似て5枚の小葉で掌状複葉(しょうじょうふくよう)で構成する。花は6月~8月に茎の先端に球状に黄緑色の小さい花を多数つけ秋に赤い果実となる。
中国、朝鮮原産の御種人参が生薬のニンジン (人参)で身体を温める作用があるのに対し、トチバニンジンは秋に根茎を生薬として竹の根茎に似た節が見られ竹節人参(ちくせつにんじん)といわれる。身体を冷やす作用があるとして風邪などの熱さましに用いられる。
数種のジンセノサイドGinsenoside(配糖体)のサポニンの他に特有のチクセツサポニンを含む。人参に比べて強壮作用は劣るが、解熱、鎮咳・去痰、健胃に利用する。局所刺激作用があることから、育毛剤に配合している。
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