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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

〔ビタミン〕 食生活について語ろう

2019年11月21日 | 美容ダイエット
◎ビタミンVitamin びたみん
ビタミンは、人の体内で合成できないもの、合成されても必要量の満たせないものとしています。
今まで体内で合成され、欠乏症状の知られていなかったものについて、化学技術庁編・食品成分表に載っているビタミン12種のビタミンA、D、E、K、B1、B2、ナイアシン、B6、B12、葉酸、パントテン酸、ビタミンCとビオチン計13種以外のものについては、ビタミン様物質としています。
 
発見している年が前後し、複数の名前が付けられているものが数多くあります。
例えば葉酸は、ビタミンM、さらにビタミンB9、ビタミンBcとも表示されることがあります。ひとつのビタミン物質について呼び方が異なっていることがあり、さらにその種類についてのビタミンについて整理してみました。
 
◇脂溶性ビタミンFat soluble vitaminでは
ビタミンA:レチノールRetinol、ビタミンA1、アクセルフトールAxerophtol、海水魚肝油VA1 淡水魚肝油VA2 植物プロビタミンA(αβγカロテン・クリプトキサンチン)
 
 
ビタミンD:D2(エルゴカルシフェロールErgocalciferol)、D3(コレカルシフェロールCholecalciferol)、D4、D5、D6、D7。
D1はD2とルミステロールとの混合物であることがわかり現在では存在していない。
 
ビタミンE: 抗不妊性ビタミン、トコトリエノールTocotrienol、トコフェロールTochopherolの2つのグループでαβγδの4種類。
 
 
ビタミンK: K1(フェロキノンPhylloquinone)、K2(メナキノンMenaquinone)は天然に存在する。
天然に存在しないK3(メナジオンMenadion)は防腐作用があり防腐剤にも利用され人体では使われていない。
 
 
その他の脂溶性ビタミンと表記されることがあるビタミン様物質
  
ビタミンF:必須脂肪酸(リノール酸、αリノレン酸、アラキドン酸の3種)
 
ビタミンQ:COQ10(Coenzyme Q10 コエンザイムQ10)、ユビデカレノンUbidecarenone、・ユビキノンUbiquinone
 
 
◇水溶性ビタミン
水に溶けるビタミンでビタミンB群(B1,B2,B6,B12,ナイアシン[B3、ニコチン酸],パントテン酸[B5]、葉酸[ビタミンM]、ビオチン[ビタミンH]、コリン、イノシトール、パラアミノ安息香酸など)、ビタミンC、L、P、Uなどがあります。
 
ビタミンB群でビタミンとして8種を示しています。
ビタミンB複合体Vitamin B complex びたみんびーふくごうたい
  発見したビタミンは、順にABCしていたが後にビタミンBに多くの成分が混在していることが判ってきたことからB1、B2・・・・・とし区別してきました。これらを総称しビタミンB複合体、B群としてB1、B2、ナイアシン[ニコチン酸・B3]、パントテン酸[B5]、B6、ビオチン[ビタミンH・B7]、葉酸[ビタミンM・B9]、B12、B13[オロチン酸・オロット酸]、αーリポ酸[チオクト酸・B14]、B15[バンガム酸]、コリン、イノシトール、パラアミノ安息香酸などがあります。
多くは、体内でタンパク質の分子と結合して酵素として働き、水溶性、分子中に窒素を含み腸からの吸収が一定になると尿中に排出し常に補給が必要としています。
ビタミンB群でありながらBがつけられていなくその物質名で呼んでいるものは、発見が遅く名前のつけ方が複雑化してきたもので混乱を避けることから物質名を採用したといわれます。欠番と成ってなっているものの中には、のちにビタミンでないことが判って除かれました。
ビタミンB群の重要なことは バランスが非常に大切であり、そのうちの1種類でも欠けるか量が不足するとその不足する種類の量に合わせてしか他のビタミンB群が働かないのです。新陳代謝、成長促進させストレスで消費されやすく抗神径炎作用があります。いずれも多くが肝臓、酵母、米ぬかより見出していますが生理作用、化学構造は相違します。
推奨量としビタミンB1、B2、B6とも1~1.4mg程度ですが、栄養ドリンクには5mg程度含むものが多くあります。
 
 
ビタミンB2:リボフラビンRiboflavin、ビタミンG
 
ナイアシンNiacin:ビタミンB3、ビタミンPP(pellagra preventive)
 
パントテン酸Pantothenic acid:ビタミンB5
 
ビタミンB6: ピリドキシンPyridoxine、ピリドキサールPyridoxal、ピリドキサミンPyridoxiamine
 
ビオチンBiotin:ビタミンB7、 ビタミンBw、ビタミンH、ビタミンI
 
葉酸Folic acid:ビタミンB9、ビタミンBc、ビタミンM
 
ビタミンB12:シアノコバラミンcyanocobalamin、ヒドロキソコバラミンHydroxocobalamin、コバラミンCobalamin
 
他には、ビタミンCがあります。
ビタミンC: アスコルビン酸Ascorbic acid
 
  研究が進むにつれて複数の物質からの混合物であることが突き止められたりして、入り乱れることになり、現在ではあまり表記していない、また異なる名称で呼ばれているビタミン様物質などについて調べました。
ビタミンB4: 現在は存在しない。ビタミンB2(リボフラビン)とビタミンB6(ピリドキシンPyridoxine)の混合物とか、アルギニン又はアデニンとグリシンの混合物ともいわれる。
ビタミンB8: エルガデニル酸(Ergadenylic acid、アデニル酸)
ビタミンB10: 葉酸に他の各種ビタミンB群の混合物、ビタミンR
ビタミンB11: 葉酸類似化合物、ビタミンS
ビタミンB13: オロチン酸Orotic acid(オロト酸・オロット酸)オロト酸 ピリミジン-5-カルボン酸)
ビタミンB14:葉酸に他の各種ビタミンB群の混合物、ビタミンR
ビタミンB15: パンガミン酸
ビタミンB16:葉酸とビタミンUの混合物?
ビタミンB17:アミグダリン
ビタミンBH:イノシトール
ビタミンBP:コリン
ビタミンBT:カルニチン
ビタミンBX:P-アミノ安息香酸
ビタミンF:必須脂肪酸
ビタミンJ: カテコール、フラビンまたはコリン?
ビタミンL1:アントラニル酸
ビタミンL2:アデニルチオメチルペントース
ビタミンN:チオクト酸(α-リポ酸)
ビタミンO:カルニチン
ビタミンP:フラボノイド
ビタミンQ:ユビキノン
ビタミンT:テゴチン
ビタミンU:塩化メチルメチオニンスルホニウム
ビタミンV:ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
 
細分化が進み名称の統一が難しくなって現在に至っています。化学構造と生理作用から分けられたりとかビタミンAは、A1ともA2とも同じ作用を持ちますが、性質が異なり、ビタミンK、L、Pは、生理作用の頭文字を用いて命名したりしています。
 
 
 
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。
 
 
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