・ピネンPinene ぴねん
テルペン類、針葉樹(松、ひのきなど)、柑橘系に多く含むが殆どの植物に微量ながら含む。松の葉、樹脂に多く見られ英語のpineneは、pine(松)より名前がついたという。
α‐ピネンとβ‐ピネンの異性体があり、天然には混合物として存在する。一般にα‐ピネンの含有量が多い。
酸味系パインの香りで精油し食欲増進、新陳代謝、血行をよくし脳を活性化させリラックス効果がある。テレビン油の主成分であり樟脳(しょうのう)の原料にもなっている。
粘膜を刺激することから室内汚染空気汚染ガイドラインで規制対象でテルペン類としてWHO(世界保健機構)により0.03mg/m3のガイドラインを定めている。
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