・板藍根 ばんらんこん
アブラナ科、主産地は中国で温暖な排水、地質の良好な土地で草丈1mほどに成育する。板藍根は、菘藍(しょうらん:和名ホソバタイセイ)の根のことで葉は、大青葉(だいせいよう:染色にも利用)といい生薬とし利用される。本草綱目(中国の薬草書)によると板藍根は、菘藍と草大青(和名タイセイ)の根に大別している。
細長い主根、根茎を利用し漢方で風邪、インフルエンザ対策に使われる植物とし中国で一般的に用いられる。煎じて、エキスを顆粒にしお茶、うがい、手洗いに苦味が強いので最近ではチョコレート、飴に板藍根を配合し健康食品とし摂取できるようにもしている。悪寒(おかん)、冷え性などで症状、体質に合わないと悪心、おう吐を伴うことがある。抗菌、抗ウイルス、解熱、解毒作用がある。
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