私より8歳下の彼女は、いつも姉のような人でした。
多くを語らず、静かに見守ってくれる人でした。
今年の夏も猛暑の中、マスクをして患者さんのお宅を訪問。
愚痴ひとつ、嫌な顔ひとつしないで…
看護師になるために生まれてきたような人でした。
過去形で書くことがつらい…
こんにちは~って、優しい笑顔を見せて…
今年の夏、エアコンのついてない部屋でマスクは大変~ってポツリと。
最後の会話は
水草、まだ要る?
また増えたね~要る!
何気ない会話でした。
貰い手のいなくなった水草は、今も増え続けていますよ。
そうか…もう会えないのね…
別れって、あっけない
ぽっかり空いた心の穴は塞がりそうにありません。
神様は何故、彼女をこの世界から連れ去ってしまったの?
アルストロメリアの英語の花言葉 「friendship(友情)」「devotion(献身的な愛)」
献身的な愛 彼女のような花です。
貴女をけして忘れません…生きている限り。
今回のアルストロメリアの写真はネットよりお借りしました。