今年のお盆も親戚にはご遠慮いただくことになりました。
お寺さんも座敷には上がられず、玄関でお経をあげられるそう。
お茶の用意もしなくてよく、お布施だけ…なんとも味気ない
でも、親戚が集まらないのは、本家としてはとても楽!
夫は今年も盆棚を作らない気、満々!
コロナの流行以来、派手だった冠婚葬祭が急激に縮小している。
核家族で転勤族の家庭に育った私にとって、千葉の田舎の近所付き合いが何と重かったことか…
そんな行事やしきたりの多かったこの地域も時代と共に変化した。
なんだか寂しいと思えるほどに。
コロナに奪われたものは、あまりにも大きい。
今日は迎え盆
コロナ禍での3度目のお盆。
そして台風8号直撃!
お墓まで提灯を持ってお迎えに行かないと…
義父は迷ってしまい徘徊してしまうだろう
義母は迎えに行く前にチャッカリ座敷に座って、帰って来たよ!って。
お茶を入れるのを待っているだろう
見えないけど…おかえりなさい~!
毎年7月に買うホオズキの鉢
今年は大型店まで出かけず、近所で調達。
7月には、花屋やスーパーなどでも朱色になったホオズキが出回ってますからね。
ナス科ホオズキ属の多年草。
漢字で鬼灯、酸漿 英名でWinter Cherry, Chinese lantern plant
提灯が吊り下がったような愛らしい姿を鬼灯って…何?
これからも7月になったら、いつものようにホオズキの鉢を買い、
鉢のお世話をしながら、夏を感じて…
迎え盆にはホオズキを摘んで、盆棚飾りに使おうっと~!
ホオズキは、霊を導く提灯に見立てて、お盆のお供えに使いますよね。
今日だけは鬼灯で帰って来てね!
って、ここまで書いて下書き保存した、お迎えに行かない気満々の私。
雨の合間に従順な息子(夫)がちゃ~んとお墓までお迎えに行きました!
チャンチャーン!