
マタイ伝に出てくるたとえ話の「野の百合」ですが、
働きもせず紡ぎもしない、なのに野の百合はあんなに美しく神様がしてくれてるんだから
普通にやってるあなただって美しいんだよ、見栄を張る必要も着飾る必要もないよって意味だと思うんですが
結構好きです。
モツは野のゆりですね。存在だけでいいんだよ。存在だけで愛される
同類項としてじゃりんこチエのテツがいますね。
大昔付き合ってたひとが
「俺の理想は竹本テツや」
と真面目な顔で言ってて、そのときはじゃりんこチエをほとんど読んでなかったので意味がわからんかったんだけど。
つまりは
「働かなくて毎日遊んでても、美しい嫁と可愛くて甲斐性のある娘が働いて養ってくれて、しっかりものの母親や権力あるインテリの先生と、なんでも直してくれる針医者と、楽しい舎弟たちと、素直に慕ってくれる仲間たちがいて、お好み焼きはただで食べられてそのうえものすごくケンカが強くてヤクザにも要注意と避けられてて、とても楽しく幸せ」
なひとに憧れてるってことですか。
ていうかまず私なんかと付き合うなよって話ですわな。
第一前提から狂うやん。それともあれは遠まわしなお別れ希望だったのか。
まあすぐダメになっちゃったんですけどね。
すごいな、確かに。あの頃ニートなんて言葉はなく、大学生でわりと賢かった真面目な人だったのに、そんなことを思っていたのかって話です
そして今私だって憧れますよ。
理想ですね。テッちゃん。