遠藤雷太のうろうろブログ

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S・S・ラージャマウリ監督『バーフバリ 王の凱旋』(2回目・絶叫上映)

2018-03-01 08:04:59 | 映画を見てきた

2018/2/23

・ネット上で異様な盛り上がりを見せるバーフバリの絶叫上映と聞いて見に行く。

・10分くらい前にディノスビルに到着したが、1階のエレベーター前に行列ができている。

・ネット予約だったので、焦り気味に七階で発券して座席へ。

・サリーの方々もチラホラいて、今まで見かけた応援上映とはちょっと雰囲気が違う。

・座席で定時を迎えると、スタッフの人が出てきて、「まだ売店で並んでいるお客様かたがいらっしゃるので、5分おしてもよろしいでしょうか?」と演劇ではほとんど見かけることのない質問形のアナウンス。

・即座に客席から「いいよー」と声が上がる。ご機嫌だ。

・このアナウンスをしてた方が飄々とした良い語り口で、バーフバリの細かいネタを拾いつつ、客席を温める。

・足踏み厳禁にも納得。「バーフバリ、ジャイホー!」など、発声練習を十分にして本編突入。

・普通に声援送るのもいいんだけど、いかに面白いツッコミを入れられるかが結構ポイント。

・夜中、クマラが剣の練習をしているシーン。娘達がやってくるところで「はやく隠してー!」という客席からの指示が絶妙だった。それにあわせてクマラが隠そうとしているようしか見えなかった。沸いた。

・絶叫上演に関する予習はほとんどしていなかったんだけど、あの歌は合唱できるレベルにしておいたほうが楽しかったんだろうなと思う。

・後半のほうは、みんなわりと見入っていた感じ。

・展開を全部知っていても面白さが目減りすることはなく、関係性を掴んでいるぶん、むしろ集中して観れることができた。

・特にポスターにもなっている弓矢のシーンは何度見ても物足りない。もっと見たくなってしまう。

・インド映画というと主流ではないイメージもあるけど、圧倒的なケレン味と、誰が見ても楽しめる微調整もきちんと気遣われていて堂々たるメジャー作品だった。

・案の定、エピローグでは笑いが起きていたけど、前編から通して観ると深い意味があるらしい。

・そうでなくても、敗者の生首の直接的なメタファーなので、死んでなお朽ちていく感じがいたたまれない。

・次もあったら前作もちゃんと抑えて見に行きたい。

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