2019/6/14
・近未来、人造人間「アクトノイド」の関わっているらしき殺人事件の容疑者と刑事が、取調べを通して真相が明らかにされる話。
・まず、人造人間を何と呼ぶか問題。ロボットでもアンドロイドでもなく、アクトノイド。内容的に「役者」「演劇」も重要な要素になる。
・SFに疎いので検索してみたら、小説投稿サイトで同じ名称が出てきた。たぶん偶然。
・平田オリザさんのアンドロイド演劇もあるから、発想元は同じなのかも。
・ほかの芸術分野に比べても、演劇は今回の題材と相性がいいのかも。
・人造人間が医療分野から発展したところとか、首の後ろの端子の名前とか、設定が細かくて説得力ある。
・相撲は恒例になりそう。たぶん、脚本に書いてなくてもやると思う。というか、期待してしまう。
・どこまでが人間でどこまでが機械なのか。
・本作ではきちんと定義されているんだけど、言葉で定義することで、そこからこぼれ落ちてしまうものをすくいとるような話。
・直近に見た二朗松田さんの話だと『V&R』が題材的には近いけど、人間と人工物を対比ではなく、グラデーションで見せてるところが大分違う。
・ところで、最初の暗転早々に鈍器で殴られたような眠気に襲われる。
・ほんとに早々なので作品の良し悪しとは別。
・去年ののとえれきに助演出で参加している手前、不参加になったとたん寝てしまうのはさすがに人としてどうなのか。
・時間的にはそんなに長いわけじゃないはずだけど、罪悪感で気持ちが落ちてしまい、とにかく気まずい。
・なので、作品の感想と言うより、作品の記憶の断片を頼りに自分なりに再構成したものの感想を書いている。
・ただ、全部見たとしても全部正確に覚えているわけではないので、結局は記憶の断片の感想になるはず。
・作品についてどこまで内容を把握できれば「見た」と言えるのかも微妙と言えば微妙。
・境界線を見出す試みに大した意味はないけど、こだわってしまうのも人間なんだと思う。
※それはともかく、最近特に睡眠時の無呼吸が疑われるので近々病院に行ってみたい。
(6/15 15:00の回)
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