遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』

2020-05-03 19:50:32 | DVD・VHS・動画など

2020/5/2

・ニコニコ動画でポイントを購入して見る。

・海賊でゴム人間のルフィが、囚われた義兄を助けるため、大監獄インペルダウンに潜入したり、海軍と白ひげ海賊団の戦争に飛び込んでいく話。

・さすがに『ワンピース』くらいは全部読んでいる。

・原作で言うとシャボンディ諸島から頂上決戦まで。単行本で52巻~60巻くらい。

・映像はほぼ2時間。ダイジェストで飛ばしているところもあるので、実際にはもっとボリュームありそう。

・市川猿之助さんのルフィが原作に比べて爽やか。というか、その爽やかさのぶん、原作よりルフィっぽい。

・そりゃ全体で見れば、無理矢理にしか見えないところもあるけど、部分的に原作よりもワンピースっぽく見える瞬間がある。

・ゾロの貫禄。どこからどう見て剣豪。原作では、本作ほど、ゾロの貫禄を表現できてないと思う。

・ボン・クレーも楽しい。原作の再現度では群を抜いている。原作でもそうだけど、あの悪ふざけにしか見えない見た目で、親しみやすく、かっこよく見せる。

・目の大きさが二次元のそれ。

・あとでゾロもボン・クレーも坂東巳之助さんが演じているんだと知る。見た目も役作りの方向も全然違うけど、どちらもおそろしく印象に残る。

・メイクも衣装も凝っているので、一人で何役もこなしているのが信じられない。舞台裏どうなってるんだ。

・しつこいくらい同じテーマ曲を繰り返したり、気持ちや状況を全部言葉で説明したり、本水、映像、面白さがものすごくわかりやすい。

・水のシーンは、作るほうも演じるほうもものすごく大変そう。そして楽しそう。

・パネルで斬撃を表現するところ、かっこいい。

・改編もあって当然なんだけど、思いのほか少ない。原作をなぞっているだけにも見えるけど、歌舞伎のフィルタを通すことで全然別の表現になっている。

・原作読んでない人がどう思うのかは想像もできない。

・マグマと炎の対決を旗で表現するのもかっこいい。

・脚本、演出は横内謙介さん。扉座。

・月並みだけど、ライブで見たい。どう考えても映像だと見られる枠が狭い。

 

■キャスト・スタッフ(ニコニコ生放送より)※公開期間は終了しています。

市川 猿之助(いちかわ えんのすけ)モンキー・D・ルフィ/女帝ボア・ハンコック/赤髪のシャンクス
市川 右團次(いちかわ うだんじ) エドワード・ニューゲート(白ひげ)
坂東 巳之助(ばんどう みのすけ)ロロノア・ゾロ/ボン・クレー/スクアード
中村 隼人(なかむら はやと)サンジ/イナズマ
市川 春猿(いちかわ しゅんえん)ナミ/サンダーソニア
市川 弘太郎(いちかわ こうたろう)はっちゃん/科学部隊隊長・戦桃丸/ニューカマー・スー
坂東 竹三郎(ばんどう たけさぶろう)女医ベラドンナ
市川 笑三郎(いちかわ えみさぶろう)ニョン婆
市川 猿弥(いちかわ えんや)ジンベエ/マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)
市川 笑也(いちかわ えみや)ニコ・ロビン/マリーゴールド
市川 男女蔵(いちかわ おめぞう)監獄署長マゼラン
市川 門之助(いちかわ もんのすけ)中将・大参謀つる
福士 誠治(ふくし せいじ)ポートガス・D・エース
嘉島 典俊(かしま のりとし)ブルック/大将“赤犬”サカズキ/ニューカマー・サッチン
浅野 和之(あさの かずゆき)元帥センゴク/エンポリオ・イワンコフ/シルバーズ・レイリー

原作:尾田 栄一郎 脚本・演出:横内 謙介 演出:市川 猿之助 スーパーバイザー:市川 猿翁
主題歌『TETOTE』楽曲提供:北川 悠仁(ゆず)

©尾田栄一郎/集英社・スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』パートナーズ


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