遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

吉村芳之監督「劇場版テンペスト3D」(ネタバレコミ)

2012-02-10 23:17:50 | 映画を見てきた
・今回もまったく事前知識なし。
・19世紀琉球王朝の話。
・仲間由紀恵が男装して琉球王朝の高官・孫寧温を演じる。
・女性であることを隠している設定なのに、割と早い段階で4人(怪しい女、兄、清の宦官、谷原章介)にバレる。兄はともかく、不注意すぎ。
・仲間由紀恵が服を脱いだら、龍が出た(比喩なし)。なんで?
・たぶん長いスパンでの話をしているんだろうけど、仲間由紀恵がまったく経年変化してないので、時間経過が全然わからない。
・GACKTが仲間由紀恵に具体的にどんなエロいことをしたのかがわからないので、彼女がどこまでショックを受けたのかもわからない。
・仲間由紀恵に期待されているのは色気じゃないことを重々承知した上で、それでも「男なりすまし」作品でこの色気のなさは奇跡的。
・男装している仲間由紀恵のほうが美人。
・作品のリアリティレベルを逸脱してまで、魔法アイテム(見た目、安っぽい曲玉)を出す意味は?
・仲間由紀恵とGACKTが崖から落ちるシーン、自分が劇場で見たすべての映画の中で屈指の事故映像。
・曲玉の魔法設定なくていい。男装している高官の話だけで十分おもしろいはず。邪魔。
・「ぼく」のカンザシが凶器として現場に残っていたのなら、真っ先に疑われるべきはお前だろう!あげたなんていいわけになるか!
・3Dだと画面が暗くなるし、人がゆがんで見えたりするので、飛び出す映像にする必要がないなら普通に撮ったほうがきれいだったはず。
・3Dで良かったと思うシーンはなかった。
・後半、いつ誰が何をしたのか、まったくわからなくなった。時間軸を無意味に動かしすぎ。
・きちんと方言を話せるおばあちゃんがいることで、かえって主要役者の標準語が作り物っぽい。逆劇中劇効果。
・GACKTはサイコー。
・原作やテレビドラマはきっと面白いんだろうと思う。
・脚本の飛躍を演出(監督?)が放置することで、飛躍は欠点として残ってしまった。向き合え、逃げるな。

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