遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ドストエフスキー『罪と罰』(370~400p)

2025-03-13 21:28:05 | 罪と罰

 

 

2025/3/12

ラスコーリニコフが豹変している。

薄汚い貧乏学生くずれだったのが、なんだか小奇麗になっている。

ただし見た目も態度も言葉使いも表層だけ。馬脚を現すまでが早い。

彼が不機嫌で周囲をコントロールしようとする人間になりかけている。

みんなに嫌われるけど、本人はわりと自分の思い通りに行動できるから、改善しないどころか、どんどん悪化していく。

引きこもりの息子と接するかのようにビクビクしている母親が不憫。

妹は相変わらずペースを崩していない。

妹が周囲の男連中を振り回している。というより、男どもが勝手に振り回されている。

もう少しでラスコーリニコフと妹の婚約者の第2ラウンドが始まるのかも。

それはともかく、ラスコの殺人がいつ判明するのか(しないのか)。

ちょっと前のパートで善人かもと書いたけど、もう早く捕まったらいいのにと思い始めている。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。先に初出。あとは累積分。

〇ワーシャ:アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシンのもとで働いている小僧。390
〇ポタンコニフ中尉:ラスコの父親の友達。井戸に落ちて死んだ。391


○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
〇アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ:マルメの家の管理人。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼルのこと?自称アマリ・イワン。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。254
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
〇ザルニーツィン:プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナにある剃刀の持ち主。ザルニーツィナとの関係性は不明。365
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
○スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
〇ドミートリイ・プロコーフィチ:母娘とラズの会話に突然入ってきた。何者か不明。ラズが自称しているようだが意図は不明。371○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加予定。
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
○ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公。母親からはロージャと呼ばれている。

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ドストエフスキー『罪と罰』(340~370p) 

2025-03-12 22:15:51 | 罪と罰

 

2025/3/11

ラズミーヒン、暴走からの反省。

反省も過剰で重い。

許しを請わず、行動で示そうと考えているのはちょっと見直す。無理っぽいけど。

親友認定されたら面倒でも、あまり親しくない母娘から見るとかなりの善人に見えるらしく、どんどん二人からの信頼を得ていく。不安になるくらいぐいぐい食い込んでくる。

息子の気持ちがわからず戸惑う母親の様子は万国共通の悩みらしい。

一方で、妹のドーチャはつかみどころのない兄の言動にも振り回されている様子がない。良くも悪くも対等。

妹の見た目が美しいという話が出てきたけど、ポジティブな意味には捉えにくい。

美しい見た目は、良くも悪くも周囲に振り回されやすい。次のトラブルへの助走に思える。

ラズミーヒンが自分のことを「ドミートリイ・プロコーフィチ」と名乗った。

偽名なのか愛称なのか、急に湧いてきた新しい登場人物なのか。こういうのホント困る。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。少しずつ整理していきたい。先に初出。あとは累積分。

〇ザルニーツィン:プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナにある剃刀の持ち主。ザルニーツィナとの関係性は不明。365
〇ドミートリイ・プロコーフィチ:母娘とラズの会話に突然入ってきた。何者か不明。ラズが自称しているようだが、意味は不明。371


○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
〇アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ:マルメの家の管理人。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼルのこと?自称アマリ・イワン。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。254
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
○スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加予定。
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
○ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公の。母親からはロージャと呼ばれている。

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ドストエフスキー『罪と罰』(310~340p)

2025-03-11 22:00:32 | 罪と罰

 

2025/3/10

マルメラードフ死す。

ロクでもない男だったが、死んでしまうと寂しいものだ。今までより30p読み終わるのが早かった。

前のパートでは、奥さんが気の毒だし、こんな状態の夫を連れてこられても迷惑だろうと思ったが、彼女は気丈だった。

ラスコーリニコフのやっていることも立派だし、ちょっと捻くれすぎたようだ。

ラズミーヒンが悪い。

あれだけ悪事に対しては、うじうじ悩んで実行したのに、このときのラスコーリニコフは実に俊敏だった。

自分に酔っている感じはあるものの、彼の本質は善なのではないかと思ってしまう。たぶん違う。

ラスコとラズとの関係性はよくわからない。

あそこで(人の)お金を渡してしまうところが、見栄っ張りで生活力の無さを感じさせる。

第三部のはじまり。

ついにやってきた母と妹。

修羅場の匂いがするけど、どうなることやら。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。少しずつ整理していきたい。先に初出。あとは累積分。

○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
〇アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ:マルメの家の管理人。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼルのこと?自称アマリ・イワン。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。254
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
○スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加予定。
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
○ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公の。母親からはロージャと呼ばれている。

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ドストエフスキー『罪と罰』(280p~310p)

2025-03-10 09:57:00 | 罪と罰

 

 

2025/3/8

ラスコーリニコフは常に自首が念頭にあるので、バレてもいいやと行動がどんどん大胆になっていく。

ただ、実際に逮捕されることを自分のこととして認識できていないように見える。

人殺しの妄想をしているうちに実行してしまうし、実行したらしたで心身のバランスを崩してしまう。

行動の結果、自分がどうなってしまうのか、本当の意味で想像できていない。

最初はラスコーリニコフの言動が不規則すぎると思っていたけど、極端な犯罪を起こすような人の行動としては生々しさを感じるようになってきた。

ラスコの目の前で身投げがあったり、馬車に轢かれた人がいたり、とかく物騒なパートになっている。

と思ったら、まさかのマルメ再登場。

ラズのおせっかいを責め立てていたのに、まったく似たようなおせっかいを焼くラスコーリニコフ。

間違ったことはしていないとは言え、妻の気持ちを想像すると絶望的な気持ちになる。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。少しずつ整理していきたい。先に初出。あとは累積分。

〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。


○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。254
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
○スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加予定。
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
○ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公の。母親からはロージャと呼ばれている。

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ドストエフスキー『罪と罰』(250p~280p)

2025-03-09 00:03:38 | 罪と罰

 

 

2025/3/7

ラスコとルージンの対峙。

何やら小難しいことを言い合っているが、結局ラスコはルージンが嫌いなので、決裂することが前提になっている。

ラスコはもともと精神不安定なところに殺人やら妹の結婚やらでどんどん心を病んでいるが、気の毒とも思えない。いくらなんでも他人を巻き込み過ぎている。

ラスコの地に足のついていない非合理的な手口がかえって捜査を惑わせている感じ。

そこに気づくのは相変わらずの名探偵のラズ。

本人もそれほど強く隠そうとしていないから、この方向でもう少し進むんだろうか。

それまでの反動なのか、急にラスコは外に出てあちこち歩き始める。特に目的もない様子。

目に付いた人に話しかけるし、話しかけられたら、普通に対応する。

このあたりの一貫性の無さが逆に初めて殺人を犯してしまった人間の行動として生々しく感じる。

 

◎登場人物メモ。こんなに出てくると思わなかった。わかるものはページ数もメモ。間違いも多いはず。過去記事からコピペしているので少しずつ整理していきたい。先に初出。あとは累積分。

〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。254
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274


○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
○スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加予定。
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
○ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公の。母親からはロージャと呼ばれている。

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ストスパ『キロキロ』

2025-03-08 23:36:57 | 動画で演劇を見た(観劇三昧以外)

2025/3/7

・ピン芸人、都市伝説ネタ、カラオケボックスの従業員の顔を持つ青年が、本命のピン芸ではなく、都市伝説ネタでスター発掘番組の審査を勝ち進んで葛藤する話。

・カラオケボックスの一室が舞台で、彼が高校生時代に好きだった人の結婚式の二次会で使われることになる。

・ほとんどの登場人物は仕事と出産育児と夢のバランスが不安定な人たちで、35歳はそういう生々しい年齢なんだと思う。ぎりぎりシンプルな恋愛が入る余地もある。

・客の吐しゃ物を掃除するところから始まる。

・営業の人も大変そう。ハーブの人は別途バイトもやっているらしいし、だいぶんグレー。買ってあげることがホントに応援になるのか心配。30%オフに説得力がない。

・関係性が微妙になりかけている嫁に聞く質問でないのはホントそう。

・大変な環境で生活を続ける人たちがいる一方、主人公は芸人として芸に妥協するかどうか選択を迫られる。

・自分は評価された芸で頑張ればいいと思うほうなので、このあたりのこだわりはよくわからない。売れ方が選べる立場じゃないんだし。

・スマホでああいう感じで二次審査できるのは今風のバックステージ感があって新鮮。実際にそういうチャンネルあるんだろうな。

・ちゃんと評価された芸を舞台上で見せるところは信頼できる。たしかに審査とおりそう。

・都市伝説で彼のファンになった人だって少なからずいるだろうし、古参ファンなら逆に背中を押してほしいところ。芸に貴賤があるとは思いたくないし。

・ファンとしての好意と異性としての好意は全然違いそうな感じ。とにかくとても繊細なものらしい。

・売れない芸人と古参ファンの共依存みたいな状況は、お笑い以外にも結構ありそう。

・カラオケボックスの照明で遊ぶの楽しい。

・特徴的な結婚式なんだけど、構成的な事情なのか、その特徴的な部分はだいぶんあとに明かされる。事前に彼に教えてあげないのはだいぶん意地悪だと思う。

・売れない芸人の悲哀や、生活の苦しさみたいなエピソードが多いので、コンサル業の幹事がだいぶん良い空気を作っている。手足が長くて動きが切れている。

・舞台上にいない芸人よりもよっぽど芸人っぽく振る舞っているのは面白い。仕事で成功しているのも納得。

・そんなに複雑なことじゃないんだけど、無意識に恋敵へいいパス出していたところが好き。

(ステージチャンネル)

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ドストエフスキー『罪と罰』(220p~250p)

2025-03-07 00:09:15 | 罪と罰

2025/3/5

だんだんラズミーヒンがうっとうしくなってくる。

ラスコが避けるのも何となくわかる。特に体調悪い時に付きまとわれるのはちょっとイヤ。

帽子や靴を仕立ててあげるのも本当に面倒見がいいだけなのかなんなのか。

親しいらしい医者のゾシーモフにも何となく距離を置かれているように見える。

ラズミーヒンは質屋の姉妹が殺された事件について自説を熱弁する。

うっとうしいけど、間違ってはいない。名探偵ラズ。

悪いのはラスコーリニコフだし、こんな悪党は早く捕まったほうがいいし、罪のないペンキ職人が疑いをかけられているというのに、主人公効果なのか、よわよわしい病人効果なのか、ラズが真相に近づいていくとハラハラする。

いいタイミングで、妹の婚約者が訪ねてくる。

ラスコがどうなってもかまわないけど、彼の母と妹がかわいそうなことになりそうでとても不安になる。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。間違いも多いはず。過去記事からコピペしているので少しずつ整理していきたい。先に初出。あとは累積分。

〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加予定。
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237


○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○アファナーシイ・イワーノヴィチ:セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ラズミーヒンの話に出てきた。文脈は不明。207
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公の。母親からはロージャと呼ばれている。
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワを自称211
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
○ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
○スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
○カルル:イリヤの家の庭番。
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメの話題にした五等官。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。
○レベジャーニコフ:ソーネチカをばかに侮辱してカテリーナを殴った。
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメの話に出てきた五等官。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住んでいる。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとって神のような御方。

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ドストエフスキー『罪と罰』(190p~220p)

2025-03-06 23:04:25 | 罪と罰

 

2025/3/4

情緒が不安定ならラスコーリニコフは旧友のラズミーヒンを訪ねる。訪ねたと思ったらすぐに出ていく。施しの金を川に投げたり、情緒不安定すぎる。鞭でぶたれるのはかわいそう。

彼の家に副署長がやってきて、下宿のおかみに狼藉をしているという夢。あるいは幻聴。

犯罪者の器でないのがよくわかった。ほんとにどうしてやってしまったんだ。

今度はラズミーヒンがラスコーリニコフを訪ねる。

いいやつなんだろうけど、彼の話のなかに知らない固有名詞がいっぱい出てくる。知らない事務官と一緒に話す内容が本当によくわからない。

「三十五ルーブリをあなたにお渡しすることになっています、と申しますのは、セミョーン・セミョーノヴィチがアファナーシイ・イワーノヴィチから、あなたのお母さんの依頼によって、従来通りの方法による送金通知を受けたからです」。

わざとやってるのかと思うくらい難しい。

ラズミーヒンが世話を焼いてくれるがだいぶんうっとうしい。

ナスターシャになれなれしいのは地味に響きそう。

 

◎登場人物メモ。こんなに出てくると思わなかった。わかるものはページ数もメモ。間違いも多いはず。過去記事からコピペしているので少しずつ整理していきたい。先に初出。あとは累積分。

○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○アファナーシイ・イワーノヴィチ:セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ラズミーヒンの話に出てきた。文脈は不明。207
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○ザミョートフ:ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215

○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公の。母親からはロージャと呼ばれている。
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワを自称211
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
○ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
○スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
○カルル:イリヤの家の庭番。
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペスチャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメの話題にした五等官。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。
○レベジャーニコフ:ソーネチカをばかに侮辱してカテリーナを殴った。
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメの話に出てきた五等官。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住んでいる。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとって神のような御方。

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ドストエフスキー『罪と罰』(160~190P)

2025-03-05 21:55:58 | 罪と罰

 

 

2025/3/2

本パートの話題は3つ。

・警察署からの呼び出し。

・盗品を処分する。

・級友を訪ねる。

ラスコーリニコフが警察署に呼び出される。

精神を病むくらいビクビクしていて、いっそのこと自白しようとするが、別件だと知ってやめる。

なんというか、周囲に対するの反射だけで行動しているように見える。自分の意思が感じられない。

警察署に居合わせた人たちがたくさんいる。

前回、登場人物をまとめたのに、まだまだ出てくる。

ラスコは盗品を手元から遠ざけようとする。

捨てるにしても隠すにしてもそれなりの痕跡は残る。ぐだぐだ。

無事、盗品を隠してプラプラしているうちに旧友の家を訪れる。

家庭教師のあっせんを頼んだり頼まなかったりする。

もともと彼が大学を辞めたのは学資が続かなかったからだったらしい。

○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に呼び出されていた。ラウィーサとも呼ばれる。

○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:事務官。

○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。

○チェバーロフ:七等官。

○イリヤ・ペトローヴィチ:おそらく警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。

○カルル:イリヤの家の庭番。

○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。

○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。

○ペスチャコフ:学生。おそらくラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。

○コッホ:おそらくラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。

前回書き忘れていたけど、151Pで第二部が始まっていた。人殺しまでで第一幕。

第二部は彼の後悔や不安のようなものが前面的に出ている。

運はまだ味方してくれているようだけど、この人、ちゃんと捕まるのかな。

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吉村愛監督『ベルサイユのばら』(歌唱付き上映会)

2025-03-04 00:27:44 | 映画を見てきた

2025/3/2

・18世紀のフランス、男装の女騎士オスカルが、自身の特異な生い立ちや、奔放なマリーアントワネット、荒廃していく民衆に翻弄されながらも、自身の正義を全うしようとする話。

・フランス革命という人類史屈指の大イベントを描いた少女漫画の古典中の古典。

・原作、アニメ、舞台など、色々なジャンルに翻案されているのにほとんど接したことがなかった。

・それでも登場人物の役割や個性がはっきりしているし、ナレーションも手厚いので初見でも迷子になることはない。

・ショックなときに目のあたりに縦線の影ができたり、眼球が小宇宙みたいになっていたりと、半世紀前の少女マンガの絵柄を前面に出す一方で、衣服などの装飾がびっくりするくらい細かい。認知できないところでも色んな工夫が入ってそう。

・見せ場であるはずの歌唱はやや線が細め。

・民衆の生活が困窮している状況で、愛だの恋だの言っているベルサイユ宮殿の連中。完全に違うレイヤーで生きていてイラっとする。メロドラマやってる場合か。

・ただ、アントワネットは望んで王妃になったわけではない。この人は王妃でさえなければ、幸せになれたのかもしれない。

・変わってしまったアントワネットが悪いというような見せ方だったけど、問題は夫だと思う。作中の存在感が希薄過ぎる。世襲は行き過ぎると非合理。政治は志のある人がやったほうがいい。

・ジャンル映画でもない限り、最近は恋愛の扱いが難しくて、安易に使うと嫌われてしまうけど、全くないというのもちょっと違う。

・そういう意味でオスカルの行動は納得いくものだった。

・立場と正義の板挟みでしっかり正義を取る強さを持っている。なんでもかんでも相対的に見てしまいがちな今の世の中ではとても新鮮だった。素直にかっこいい。

・多少総集編っぽい感じはするものの、最終的にはトリコロールが意味する博愛、平等、自由を感じさせるようなすごいバランスでまとめていた。

・本編のあと、衛星中継で平野綾さんと加藤和樹さんの歌唱とアフタートークがあった。アントワネットとフェルゼンの声優さんが人前で歌っても違和感がないということの違和感がすごい。

※パンフと入場特典

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