メキシコの麻薬戦争に切り込むドキュメンタリー!映画『皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇』予告編
2017/1/9
麻薬戦争の主戦場、メキシコ・フアレスの異常な日常を映したドキュメンタリー。
2010年1年間の殺人事件が3622件。
フアレスの人口は150万人くらい。
近年の日本全体の殺人事件は年間400人以下のようなので、かなりひどい。
映画なので、刺激的な絵を選んでいるにしても、びっくりする量の死体が映っている。
中心になっているのは、無力感と戦う警察の苦悩と、マフィア賛美の歌で冨を築く「ナルココリード」の活躍。
警察は殺人事件が起きても、死体を回収するだけ。下手に捜査をすれば報復される。
相手は麻薬で稼いだお金で武装しているマフィアたちなので、太刀打ちできない。
無力化した警察に批判が集まり、反対にマフィア賛美の空気が生まれるという理不尽。
音楽の力は絶大でモラルの壁なんて簡単に飛び越えてくる。
絶望しか映っていないけど、今は少しでもよくなったんだろうか。
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