2024/2/5
ジェーン・スーさんによるリラクゼーションサロン体験記。
内容は『孤独のグルメ』の業種違いバージョンといった感じ。
マッサージや整体といった比較的しっかりしたものから、謎の金属の棒や、よくわからないけど小顔になるドライヤー、ショウガにヨモギ、蛇床子なる漢方、スピリチャルの一歩手前、なんなら片足は踏み出しているくらいの怪しげな民間療法も試している。
マッサージ自体は好きだし、いろんな形態に興味はある方だと思うけど、そんなに金はかけてられないから、近所の秘境を探索するようなこういう本は楽しかったりする。
揉まれる側が施術者の力量を見抜く話はすごくよくわかる。揉まれの名人。
それぞれのエピソードが短くて軽い。iPhoneサイズの端末でも苦にならないので、ちょっとした空き時間に読めるのがうれしい。
タイトルが秀逸。インパクトがあるのはもちろん、ちょっと怪しげなところも含めて内容と合致している。
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