2021/1/15
・女性スタントの歴史と仕事ぶりを紹介するドキュメンタリー。
・普通のドキュメンタリー映画の弱点である地味さとは無縁。
・やばいシーンが次から次へと出てくるし、地味に見えるシーンで実は大怪我したりしているので退屈しない。
・1910年代はむしろ危険なアクションをする女性が多かったという話。お金になることがわかって映画界は男社会になっていったという。
・CGが出てきても生身の迫力は別物だし、より本役の人に近づく工夫やシナリオ理解が求められる。仕事自体の質は上がっている。
・スクリーン上では影の存在であっても、現場のヒーローであることは間違いない。そのことがわかるオフシーンが出てくるとホッとする。
・女性ならではなのは服装。男性よりも肌が出ていることが多くサポーターがつけにくい。靴も当たり前のようにハイヒールだったりするから、難易度が男性以上になることもある。
・ゴーストバスターズ(2016年のほう)の撮影シーン、思った以上に大掛かりで楽しい。
・車に轢かれるのが得意なスタントがいて、コツを聞くと「何度も轢かれることだ」と答える。すごい。ひどい。
・スタントの練習場みたいなところが出てきたけど、ああいうところは日本にもあるんだろうか。
・怪我のないように気をつけるものの、怪我しそうに見えれば見えるほど、お金が取れる仕事。
・そんな仕事はほかにあんまりないと思う。プロレスラーくらいか。
・同じ危険な仕事でも、リスクはリスクに過ぎない軍人や格闘家みたいな仕事とはだいぶん違う。
・常に危険と隣り合わせだからこそ滲み出てくる魅力もあると思う。
・本作に出てくる女性たちは年齢問わずみんなカッコいい。
・業界内の連帯感が強いというのもわかる。言葉は悪いけど、パワーバランスが崩れれば、使い捨てみたいなことをされやすい業種。
・スタントの先人たちが協会を作って若い人たちを守ろうとしているし、若い人たちがそんな先人たちをリスペストしているのが見える。
・こんなに強くてカッコいい女性たちが、今なお女性だからという理由でバカにされることがあると言う。
・ここまでやって女性の社会進出は道半ばなのか。
・とは言え、やっぱり日本はまだまだだったと謙虚な気持ちになった。
(サツゲキ)
ドキュメンタリー大好きです😍
いつも、
情報くださり、
ありがとうございます😊
映画が見たくなりました👍