2012/3/3
立川談志の弟子、志らくの作品論。
または、高田文夫の紹介で談志に入門してから今現在(2009年)までの思い出話。
その思い出話がいちいち現実離れしていて面白い。軽やかな語り口で志らくの半生を書き連ねている。和風のファンタジー。
才能ある落語家さんの文章らしく、ちょっとした間のはずし方がおもしろい。
特に「失礼の加減」が絶妙。
怒ったほうが損をする感じで持ち上げつつ、失礼なことを書く。
語り口だけでなく、実際の行動もやっていいこととわるいことの区別がつかない。
常識知らずの天才ならでは。
というより、「若き日の天才」に見えるよう自己演出している感じもする。
また、自らの現在とこれからの展望も迷いない文章で書かれている。
五十を越えているいい年した落語家の文章が、未来に対してここまで希望と野望に満ち溢れていていいんだろうかというくらい。すがすがしい。
立川談志の弟子、志らくの作品論。
または、高田文夫の紹介で談志に入門してから今現在(2009年)までの思い出話。
その思い出話がいちいち現実離れしていて面白い。軽やかな語り口で志らくの半生を書き連ねている。和風のファンタジー。
才能ある落語家さんの文章らしく、ちょっとした間のはずし方がおもしろい。
特に「失礼の加減」が絶妙。
怒ったほうが損をする感じで持ち上げつつ、失礼なことを書く。
語り口だけでなく、実際の行動もやっていいこととわるいことの区別がつかない。
常識知らずの天才ならでは。
というより、「若き日の天才」に見えるよう自己演出している感じもする。
また、自らの現在とこれからの展望も迷いない文章で書かれている。
五十を越えているいい年した落語家の文章が、未来に対してここまで希望と野望に満ち溢れていていいんだろうかというくらい。すがすがしい。
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