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ぼくの小さな野蛮人 アレクサンドル ジャルダン、Alexandre Jardin、 高橋 啓 訳

2008年05月09日 | 読書記録
主人公が、子供のころ買っていた鳥…その鳥は彼の父親の口癖を何度も言い続ける…を、偶然街で見つけたことから始まる。

大人になった自分はつまらない人間に成り下がってしまった、子供のころに帰ろう。あの頃の自分を取り戻そう、そう決心しますが…。


読んでいる途中から、ちょっとそれはやりすぎなんじゃないの、とか、偏執狂気味なんじゃないの??とかそんなことを思いました。

どんどん現実世界から離れていく主人公。

ラストがこれだとは…。

ちょっと残酷なお話でした。
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