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グリシーヌ病院の惨劇   ジャック・バルダン著  長島良三 訳

2008年05月14日 | 読書記録
題名でなんとなく分かりますが、ミステリーです。

大病院の一室で起こった老婆の惨殺事件を、新米刑事とベテラン刑事の二人で解決に向けて奔走してゆく。

時々、登場人物が、「…それはそれでいいんです。読者に知らせますか?」
「かまわんよ、読者は知りたがっている。と同時にサスペンスが長く続くことも願っている…」
と言うようなせりふを喋ったり、作者が登場人物やその他話の筋に関して客観的に考えや感想を述べていたり、…そういうところがちょっと変わっているなと思いました。


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