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登った分だけ遠くが見える

2022-01-27 | 学習
昨年暮れから中国語を学んでいる。
はまりまくっている中国ドラマのセリフを少しでも聞き取れたら、と思ったのがことの始め。
中国語を聞けば聞くほどその美しいリズムに魅せられて、ただそれだけのことで学び始めた。
中国に行くとか、中国語を活かした何かを始めるとか、そういう予定は全くない。


大学の第二外国語は、中国語は発音が難しそうでフランス語を選択した。
確かに中国語の発音は難しい。
だが同じ漢字文化圏なので取っつきやすい面もあり、今にして思えばフランス語のほうが女性名詞だ男性名詞だとよっぽどややこしくて、今となってはさっぱり覚えていない。
あの2年の学習はなんだったんだろね。

中国語をきれいに発音するには、口の動きを大胆に、息や舌の使い方も大切。
今は三叉神経痛で顔が痛いと練習できないので、なかなか進まないのが悲しい。
ならば語彙を増やそうと思うのだが、今朝覚えたのを夕方にはもう忘れている始末。
鼻母音の発音も聞き取れなかったり、脳だけでなく耳もポンコツになっているとしみじみ感じる。
これはもう若いときの何倍も繰り返し練習するしかないわけだ。
今頃中国ドラマにはまるとわかっていたら、あのとき中国語を選択してたのにな。


勉強について養老孟司先生は、山登りに例えてこう言っている。
「登った分だけ遠くが見える。その先を見たいと、また登る。そして成長する」
以前は単語が聞き取れただけだったのが、最近は日本語字幕で端折ったセリフを、ああここ実はこう言ってる、とわかることがある。
小さな丘くらいの登りだけど私にしたら凄い進歩だし、やる気につながる。
中国ドラマを見て、やる気スイッチをポチポチと押して、転ばぬように登っていこうと思う。


今わたしのスイッチを押してくれているドラマは
「君、花海棠の紅にあらず」
「大明皇妃」
「開封府~北宋を包む青い天~」



「開封府」の主役、包拯(中の人、黄維徳/ビクター・ホァン)は、
「三国志」の周瑜、「瑯琊榜」の誉王とはまた違ったちょっとコミカルな役どころで
彼の演技の幅広さに驚かされる。


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2 コメント

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Unknown (eowyn)
2022-01-30 21:24:31
◆アッコさん
ネイティブの先生に習うのはいいですね。
きっとお友達は上達が早かったでしょうね。
中国語を話す人は東アジアの国に多いですし、華僑華人も世界中にいるので、
ご主人が仰ったように、中国語が話せると便利でしょうね。
ただ方言もすごく多いそうで、同じ中国人でさえ
北の人と南の人、地方の人とでは通じないこともあるそうです。
だからドラマのセリフも吹き替えがあるんですね。
文字も簡体字と繁体字があって、自分の使う漢字じゃないほうはわからないそうです。
いやー、中国って面白いです。
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Unknown (chorus-kazeアッコ)
2022-01-30 00:53:55
夜中ですがこんばんは。
中国語習われてるんですね。すごい!
私の同級生で、数年前に知り合った男性が
中国の人でそこから習い始めて
彼女のスマホのタイムラインでは
プロフィールに中国語の文章で何かを書いています。
主人が健在だった10年ほど前に
これからは英語以外に中国語が重要と言ってました。
その頃は中国ドラマにこんなにハマるなんて
想像もしていませんでした。
魅力的なドラマがいっぱいありますね!
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