海と音楽+お酒 大好きオヤジ

海に魅了されてウン十年、音楽と付き合ってウン十年、そんなオヤジの気ままなページ

遺品が語る真実

2009年03月27日 | Weblog


今日死んだとします。あなたの身の回りは大丈夫ですか?~
『遺品整理屋は聞いた! 遺品が語る真実』
吉田太一著 青春新書、730円(税別)

吉田太一:全国初の「遺品整理」専門会社・キーパーズ代表取締役。
     1964年7月18日、大阪市生まれ。

遺品:死者の残した品物。


自己2番目の速さ、2日で読み終える。

遺品の主には、幸せに人生を全うした方々ばかりではない。自殺・孤独死された方々もいる。

彼らの遺族が、著者の会社に仕事を依頼する。
それらを、幾つかの事例に分けて記されている物。
当然、仮名でその他の正体のわかるような記載はない。
しかし、自分の隣のアパートで起きたことならわかるかもな。

内容については、世相が強い、携帯関係の物が印象的。

頑固な老人が独居死をされて、遺族にとって携帯のメールが唯一、老人の生活を偲べるものだった記事。

その反対に、平穏無事な家庭生活を送っていた男性の突然死。和やかに進む遺品整理、
そこへ、会社の同僚がロッカーにあった個人の遺品を・・・・・

その中の、携帯が修羅場を生む。待ち受け画面には、○人と思われる女性との2ショット。
嫁さんが、それを見たとたん空気は変わり修羅場に。
携帯を床にたたきつける嫁さん。結果、この事がすべてのデータを失い、詳細が判らず、ある意味幸いだったかも。

しかし、この場面で会社の同僚はKYだね、なぜ、ロッカーに携帯がとか・・


幸い、オヤジは1台しか携帯は持っていないし、携帯の中身を見られても、後ろめたいことはないし・・・・・


みなさん、携帯のデータにはご注意を。