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◆絶望ポーカー
【絶望ポーカー恋愛編】
今ここに、恋愛人生を賭けて絶望ポーカーに挑む者がいる。
その女、づな。すでにいくつもの修羅場をくぐってきたこの女は、すでにオーラだけで会場を呑み込んでいた。その緊迫感ゆえなのか、会場中が彼女の挙動を見守っていた。彼女は迷いなく最初のカードを引いた。
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│結│結│結│結│我│
│婚│婚│婚│婚│慢│
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カードを開いたとき、会場はざわついた。なんと幸せに満ちたカードたちなのか。しかもフォーカード。「世界に祝福された女」そのような印象を誰もが抱いた。
づなは「我慢」を捨てた。
彼女は今の自分におおよそ満足的ではあった。しかし、どうしても「我慢」だけは捨てたかったのだろう。
彼女はためらわずに新しいカードを引いた。
┌─┐─┐─┐─┐─┐
│結│結│結│結│浮│
│婚│婚│婚│婚│気│
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「結婚」によるフォーカード…
特に「結婚」を残しつつ「浮気」を引いたあたりに、よくづなの人柄が表れていた…。
人はづなをこう呼ぶ。「結婚を追い求めた女」と。
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【技名】
ポジティブスタートからの「結婚」によるフォーカード
【スコア】
193点
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追い求めたわりに浮気しとるし。

こんなんもあった。→
伝説の私
世界伝説全集を紐解くと、「づな」の伝説に関する記述を4箇所ほど見つけることができる。
以下は「づな」に関する当該文献からの引用である。
◆伝説1
日本は約800兆円の借金をしているが、約半分はづなのせいだ。
(646ページ 21行目)
◆伝説2
地球温暖化問題は、今はづながぎりぎりで食い止めている。
(346ページ 14行目)
◆伝説3
づなは、彼氏から「地上に舞い降りた天使」と評され、そうかもしれないと思った。
(646ページ 4行目)
◆伝説4
実はづなこそが世界初の「へびつかい座」であることが分かった。
(446ページ 6行目)
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らしいよ
いろいろあった→
はにほー

ふっ。こんなのにいっきいちゆうするなんて、
づなもまだまだこどもねえ。すっかりいいとしして。
最後のひとことは余計ですよ

舌しまい忘れてますよ
おまけ