前回借りた本は全て返却、
また分室で新たな本を借りてきました。
約2週間で6冊、少しずつのペースではまぁまぁかな。
予想通り寝不足にはなりますが、やっぱりやめられません。
どの本もおもしろく読みましたが、
幸田文さんの随筆「月の塵」だけは不本意ながら途中で返してしまった・・。
「きもの」という小説が好きで大事に持っていて、
そのきれいな日本語や文章が好きだと思ったのですが
今はそれが重厚すぎて合わない時期のようです。
また、落ち着いてしみこむように読める時期までとっておこうと思います。
「葉桜の季節に君を想うということ」
このミステリらしからぬタイトルが不思議でしたが、やられました。
最初からしかけられていたトリックにまんまとはまりこんでいたことに
最後の最後に気づくというおもしろさ。
思わず、読み終わってから最初に戻って確認してしまう。
そのほかに主人が借りていた
・「空飛ぶタイヤ」 池井戸 潤を読みました。
これまた分厚い本ですが、夢中になって危うく徹夜するところ。
この人の本はぐいぐい読み進みたくなります。
今回借りたのは
・「いつかパラソルの下で」 森 絵都
・「柔らかな頬」 桐野夏生
・「虚貌」 雫井 脩介
・「水辺のゆりかご」 柳 美里
・「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん
・「晩鐘」 宇江佐 真理
・「博士の愛した数式」 小川洋子
手当たり次第のようでいて、自分で選ぶとやっぱり女性作家が
多くなります。
でも分室の小さな棚では、めぼしいものは大体借りてしまったので
次回は本館まで行きたいな。
陸の孤島のようなこの場所で
どこへも出かけずに編み物と読書。
子供がいなかったらどんどん世間から離れてしまいそうです。