「ねぇ、そういえばあちこち美術館に行くっていう話はどうなったの?」
と、突然の息子の振り。
・・・・・あー、そういえば美ヶ原へ行ってから熱出したり雪降ったりで
うやむやになってたっけ・・・・・
で、行ってきました。諏訪湖畔の「ハーモ美術館 」へ。
ここはグランマ・モーゼスやルソーなど素朴派の画家の絵が
展示されているのだそうで、行ってみたかったのです。
ケーキやクッキーを仕込んでから出発したので
着いたのはもう夕方でしたが、
こじんまりとした美術館だったので見る時間も十分足りました。
プロフィールを見ていて思ったのが、
どの人も絵を本格的に始めたのが遅かったんだなぁということ。
農家の主婦だったり、郵便局員だったり、庭師だったりと
それぞれ別の職業を持ちながら絵が好きで描いていたという
不思議と共通の経歴のある人たちでした。
だから技術ではない、「これを描きたい」というストレートな気持ちが
現れているような、絵本の挿絵のようなほのぼの温かい絵がほとんどで
なんとなく親しみを感じます。
とうていかなわない、圧倒的にすごい絵、というのも
引き込まれるようで好きだけれど
こんな風に
「あ、私もこういう風景描きたいな~」
と思うようなのも日常にはいいかな。
美術館には200席まで作れるという吹き抜けのホールがあったり、
(つい先日クリスマスコンサートが催されたとラジオで言っていましたっけ)
湖畔の眺めがすばらしかったり
いいところでした。
美術館のティールームというのはどこもきれいで
落ち着いていていいですね。
もう少し近くにあったらいいのになー。
雪の山から下りていったので、
長靴姿の息子はちょっと恥ずかしそうでした
諏訪湖畔にはまだまだいくつも美術館が。
次回は諏訪市美術館と諏訪湖博物館かな。