最近の、佐藤学長の『満月の法則』の動画や、『黄金の谷の法則実践プログラム』を視聴して、少しもどかしい思いになる事があり、個人的意見を書かせて頂きます。
それは、受講生から学長への質問の内容です。
『相手の満月を引き出すには、どうしたら良いですか。』
『相手の神シーズを引き出すには、どうしたら良いですか。』
この『引き出す』という言葉自体が、佐藤学長の仰る視点とは全く違う立ち位置だと思ってしまう。
その質問に対する学長の答えが噛み合っていない事が、それを証明している。
良いとか悪いとかではないけど、『引き出す。』という言葉が、相手中心、お客様中心の発想ではないと思うのです。
もう少し、解釈していくと、
『私は、お客様の神シーズを引き出したい。相手の満月を引き出したい。だけど引き出せないから、どうやったら引き出せるのか。』と学長に質問されている。
『満月を引き出したい。神シーズを引き出したい。』というのは、一体誰の欲求なのか。誰のニーズなのか。
他でもない、それは営業マンのニーズ。自分のニーズ。
相手のニーズ、お客様のニーズではない。
営業マン自身のニーズを、営業マンの売らんがための都合を、お客様にかぶせてようとしているように私には見えてしまう。
お客様のニーズに『応えていく』のが、サンタ営業。
お客様のニーズ、シーズ、神シーズに『応えていく』のが、サンタ営業。
営業マンが、お客様のニーズを引き出すのではない。
お客様が、お客様自身の神シーズを発見していくのだ。
相手の満月鏡となるのが、真我プロカウンセリング。
ただ、満月という前提にたって、見たままそのままの、その奥にある満月の姿を返していく。
カウンセラーが相手を三日月と見て、相手から満月を引き出そうとするのではない。
満月を引き出すという発想自体が、既に相手は三日月という前提に立っている証拠である。
満月という前提に立っていないのだと私は思うのです。
三日月はないのだ。満月だけが在る。だけど満月には見えないから、満月だという『前提』に立つ。
相手は満月であるという前提に立った時に、満月を引き出すという言葉自体が消えていく。
サンタ営業では、お客様のニーズ、シーズ、神シーズに応えていく。
営業マンが、お客様のニーズを引き出そうとするのではない。
真我プロカウンセリングでは、相手が満月だとの前提に立つ。
私が、相手の満月を引き出そうとするのではない。
似てるようで真逆の世界。
サンタ営業、真我プロカウンセリングは地動説。
自分が、お客様のニーズを引き出そう、相手の満月を引き出そうとするのは天動説。
その違いを明確にしたい、そして、その違いを現実に現し、伝えられる自分でありたいと思いました。
以上 私の個人的意見&感想でした。
ありがとうございました。