早々に床についたからか、いつもの体内時計からがばっと起き上がったら、
まだ明け方4時半。うつらうつらしながら二度寝の幸福。
お布団のなかでぬくぬくとしていたら、鐘の音が鳴り響きました。5:55。
そうだ大仏様の前に鐘があったな…毎朝のこの鐘の音で一日が始まるっていいね…
とつぶやきつつ、まだ起きない。
私がかけたアラームは6:25、「Dream Girl」で目覚める予定なのだ。
かたくなに守らなくてもいいけどせっかくなのでと、そこまでごろごろーんとする雨部3人。
古い旅館ゆえ、わずかな音も筒抜けになりそうな二階フロアに
ハーモニーを響かせたところで、おはようございます。
清々しい朝、いそいそと支度。
なんてったって今ツアー最強のアクティビティ、雪の大谷行き。
じゃーん。
ぎりぎりライブ直前に富山駅に戻ってきて、その足で目の前にある会場でライブ、
しかし朝から夕方までは気温10度の雪山にいる、ってどんな格好をしていったらいいのやら。
山ガール姿でライブって暑苦しいぞ。
インスタのタグから、みなさんどんな服装しているのかチェックし、
晴れればそんなに大げさでなくともよさそう…との結論。
雪の上にいるのも3時間ほどだしね。
相当あれこれ考えたものの、バスツアー参加ゆえ、現地で上に着込むかたちにして
バスでまた脱いでいけばよし、と。
リュックに、ウルトラライトダウンやウィンドブレーカーなどを詰め込んできた。
しかし足元は・・・???と考えた末、長年気になっていた折りたたみ持ち歩ける野鳥の会長靴を
これが機会と購入することに。
かさばって重くて着脱が異様に時間がかかる現役長靴と入れ替えるんだ!
鼻息荒くネットで調べていて、野鳥の会直営ストアには限定色ネイビーがあるとのこと、
非常に魅かれたけれども、その時間的余裕はなく、近くのショッピングモールに
取り扱いがあるのを見て、ゲット。
野鳥の会らしく、メジロなんて名前のついた色もかわいくて、試着もさせてもらったものの
実際に自分が履くシーン考えて、無難なグレーに落ち着きました。
よし、これならスニーカーで行って、雪の中だけ長靴になれる。
長靴話にそれましたが、
とても丁寧な接客をしてくれた旅館に御礼を告げて、出発7:30。
7:45の電車にて、ふたたび富山駅へ。朝の車窓からの田んぼも美しかった。
モーニング食べてから、お昼のお弁当買って…とバス発9:00までの間の
時間を算段していたものの、神戸屋モーニングでかなりくつろいでしまって。
はっと気づけばすでに8:40すぎ。
よくよく予約票をみたら集合8:45って書いてある!!!なんとー見落としてたよっ!!
慌てて、お昼用に小ぶりのます寿司などなど、これがいいね!と購入して
先に行っておく!と南口から北口の連絡通路を爆走し、バスターミナルへ。
階段駆け上がってぜいぜいたどりつき、遅くなってすみません!と待ってくれていた運転手さんに
声をかけたところ、大丈夫ですよ~、と「お名前は?」と聞かれて咄嗟に出ず。
友人が代表で申し込んでおいてくれたのだけど、夢中で走ってきすぎて名字が思い出せない不覚。
あとから走って来た友人たちと無事に乗り込みました。
このとき、オーバードホールにはスタッフさんたちが入られるところとすれ違い。
昨夜は輪島から夜走りだったところ朝早くから本当におつかれさまです。
楽しみに帰ってきます、よろしくお願いします。(深々)
お揃いになりましたので、とバス出発。
先に乗っていらした2組のほか、途中で何組か乗っていらっしゃる予定。
1時間ほどで、立山あるぺん村到着。
ここで正式に受付、お支払いする。富山駅往復で6500円。
いろいろ考えると今回のようなスケジュールでは非常におトク&らくちんだと思います。
野菜大好き買い物欲テンションが早速あがる玉ねぎ。
長野からのルートもあるから、長野のお野菜のほうがたくさんあったな。
ツバメたちに見送られて再出発。
バスガイドさんが、立山にまつわる伝承や風景を心地よく案内してくれます。
日本一高額な立山有料道路を通ります。
桂台料金所で確か中型バスは37500円くらいだったかな。大型は5万以上。
催行最少人数が15人というのも納得。
ぐんぐん山道を上っていきます。
遠くにみえる、称名滝。日本一長い落差。
初夏と真冬を同時に味わってください、というバスガイドさんの言葉通りに雪景色が見えてきた!
雲海ーーーーー!
雪壁ーーーーー!
室堂のターミナルに到着、
びっくりするような青空が迎えてくれました。
やっほーーーーー!
雨部が勝利!晴部になったよ!
みくりが池アイスブルー
ダッシュで買ったおひるごはん。気圧でぱんぱんです。
ますの押し寿司越しの雲海。ながめながらぱくぱく。
5月にこんな雪の上歩くとは思ってもみなかったよ。
そうそう、野鳥の会長靴。
おかげで快適でした。
すれ違う方から「あ!野鳥の会の方ですか?」と声かけられましたが、いやいや長靴だけ…
ふと思いあたって、そうかライチョウの聖地だっった!
ここでこの長靴を機能重視だけではいてるとはなんだかはずかしいわ。
ぐるりと巡って、またターミナルへ。
またこんな空を見ることができるといいな。
雲の上は晴れている、と止まない雨はない的な格言めいたことを思いつつ、いい体験となりました。
またね!
帰りのバスは途中で降りられた方の席に移動して、のんびりライブ向けに支度。
眠ってもいけたので、身体は非常ーにラクでした。
これ、帰りを電車やケーブルカーで立っていたらライブどころではなかったはず。
この日は植樹祭があり、富山に行幸されていたため富山駅周辺交通規制ありと聞いて
引っかからないか心配していたのですが、全くなくスムーズに到着。
17時帰着予定が、10分か15分早く着いたかと思います。
天覧ライブとか!と盛り上がっていたのですが、楽しんでいただけること請け合いと思います。
ロッカーに荷物入れて、いざライブへ!
ライブ前の時間をこんなにきっちりたっぷり使い切ったの初めてだ。
やればできる、アクティブ経験。
全国ツアーをきっかけに、いろんなことができます。感謝、感謝。
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