ワックスキャンディーやコンニャクゼリーなど、世界中で人気の「バズりお菓子」ですが、これらには健康を脅かす隠れた成分が含まれている可能性があります。台湾の林口長庚記念病院で腎臓専門の教授・主治医を務める顔宗海(イエン・ゾンハイ)医師は、最近、新唐人テレビの健康番組『健康1+1』に出演しました。番組内で、腎臓に悪影響を与える食べ物や、腎臓がSOSを発しているサインを見分ける方法、そして腎臓を守るためのポイントについて解説しました。
顔宗海医師によると、ワックスキャンディーの多くは成分表示がされていません。包装には外側がミツロウと記載されているものの、中に詰められたシロップの成分や着色料については明確な説明がありません。また、原産地や賞味期限もはっきりと表示されていないことが多いです。このようなお菓子は主にインターネットで販売されており、正式な検査や登録が行われていないため、産地を特定することができません。顔医師は、外側のロウが本当にミツロウなのか、それとも工業用ロウなのか不明であることや、鮮やかな色が工業用着色料によるものである可能性を懸念しています。これらは健康に悪影響を及ぼすリスクがあります。
過去の報道では、ワックスキャンディーから発がん性物質「多環芳香族炭化水素(PAHs)」が検出されたこともあります。顔医師は、PAHsを含む食品を長期間摂取すると肺がんのリスクが高まる可能性があると指摘しています。さらに、ワックスキャンディーには重金属が含まれている可能性もあり、人体の臓器に悪影響を及ぼすおそれがあると警鐘を鳴らしています。
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