2. 小学校と中学校に潜む共産主義の影
共産主義の影響が最も強いのは大学だが、小学校や中学校への浸透も深刻である。共産主義の影響で知的な成長や成熟を妨げられた子どもたちは、大学に進学した後、より左翼の影響を受けやすくなる。若い学生たちは徐々に知識を失い、判断力や客観的思考能力を失う。これが過去百年の過程である。アメリカの哲学者ジョン・デューイ(John Dewey)の進歩主義教育がこの潮流をつくり、後に続いた教育改革が同じ道をたどった。
学生たちは無神論、進化論、共産主義のイデオロギーを教え込まれた。アメリカの小学校と中学校では、伝統的な信仰と道徳を破壊する心理操作が行われた。道徳的相対論と現代的概念が教えられ、生命に対する歪んだ考えが注入された。これが、教育のあらゆる分野で適用された共産主義の手法である。そのやり方があまりにも巧妙であるため、人々がその流れを止めることは不可能だった。
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