2025年に向け、中国の習近平党首の権力が急速に低下しており、中国政治の不安定さが顕著になって来ているという。角度を持たせて、易経の専門家である舒榮(しょえい)氏の予測を基に、米中関係の悪化と中国不動産業の挑戦を深掘りし、さらに、イギリスの予言者パーカー氏が予見する中国の大変革について探求しよう。
新年を迎え、古いものを捨て新しいものを取り入れ、過去を振り返り未来を見据える時期が到来する。昨年、英国に住む易経の専門家である舒榮氏にインタビューを行い、彼女の多くの予測が、現在の状況において非常に的確であることが明らかになる。例えば、中国では土地に関連するビジネス、特に不動産業に関わらないようにとの助言や、最高権力者の権力が下半期に大きく弱まるという予測は、実際に7月の三中全会後に中国の政治情勢に多くの微妙な変化をもたらしたのだ。
舒榮女史は600年の歴史を持つ中医(中国伝統医学)の家系に生まれ、医道に精通し、易学についても独自の研究を行っている。今日は再び舒榮医師をお招きし、2025年について話を伺う。
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2025年 習近平の権力がさらに弱まる 中国政治の不安定化
易経専門家舒榮氏は2025年、習近平の権力が一段と弱まり、傀儡状態になると予測している。中国の政治情勢は各派間のバランスが取れず、不安定が続くと述べている。内部では力の均衡を模索しつつ、習は名目上の地位を保持し、中国の将来は未定であると示唆している。
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