「誰に抗議しているのですか?」と記者に質問されて答えられず、顔をそむける抗議者。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
南米パラグアイへの「経由地」として8月13日、米ニューヨークに立ち寄った台湾の頼清徳副総統に対し、これを待ち構えて激しい罵声を浴びせた「抗議部隊」がいた。
ところが、そのなかには、誰に向かって自分が抗議しているのか知らない人々、つまり「事情を全く知らないサクラ」が含まれていたようだ。これらの「サクラ」はアルバイト料で雇われた人員か。台湾メディアが報じた。
台湾の頼清徳副総統は現地時間13日、南米パラグアイの大統領就任式に出席するため、米ニューヨークに立ち寄った。その際に、在米台湾人が主催する集会で講演を行った。
この時、会場の外では、赤い中国国旗を振りかざした数十人ほどの、自称「(大陸の)華僑」が抗議をしていた。彼らは「消滅台独(台湾独立を消滅させよう)」などのスローガンを叫び、騒がしく罵声を上げている。
この抗議者たちは、頼氏の歓迎パーティに参加する台湾華僑に対しても罵声を浴びせるなどしたため、両者の間で一時言い争いになった。一部の台湾華僑が、台湾国旗を振りかざして対峙する場面もみられた。
ところが、台湾メディアのTVBS新聞が放映した映像のなかには、自分が誰に対して抗議しているのかもわかっていない「サクラのような抗議者」の姿があった。(動画はこちら)
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