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中国共産党(中共)の機関紙・環球時報などは、昨年10月に中共が採取した処理水サンプルを検査した結果、水中の放射性物質の濃度などに異常はなかったと報じた。
中共の研究機関が2024年10月中旬、国際原子力機関(IAEA)のモニタリング(監視)枠組みを通じて、日本の福島第一原発近海で海水を独自に採取し、検査・分析を実施した。その結果、トリチウムやセシウム137、ストロンチウム90といった放射性物質の濃度に異常は確認されなかった。国際原子力機関(IAEA)の作業手順に基づき、関連する具体的なデータはIAEAが取りまとめた後、統一して公表される予定だという。
今まで、日中政府は水産物輸入の再開について合意には達したが、中共側は海洋放出について「利害関係国の一つとして責任のないやり方に断固として反対する」と従来の立場を崩さなかった。
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