財務省が2025年1月23日に発表した2024年の貿易統計(速報、通関ベース)によると、1年間の輸出から輸入を差し引いた貿易収支は5兆3326億円の赤字となった。これは4年連続の赤字となるものの、2023年の9兆円余りの赤字から大幅に縮小している。
2024年の輸出額は107兆913億円で過去最大を記録した。一方、輸入額は112兆4239億円となった。輸出が好調だった要因として、半導体等製造装置や自動車の伸びが挙げられる。輸入額の減少には、エネルギー価格の下落が影響しており、特に原油や石炭の輸入額が大幅に減少した。
また、2024年12月単月の貿易収支は1309億円の黒字となり、6か月ぶりに黒字に転じた。
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貿易収支 4年連続赤字も縮小傾向 12月は黒字転換
財務省が23日に発表した2024年の貿易統計(速報、通関ベース)によると、1年間の貿易収支は5兆3326億円の赤字となった。これは4年連続の赤字となるものの、2023年の9兆円余りの赤字から大幅に縮小している。
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