垂乳根(たらちね)の母が釣りたる青蚊帳(がや)を清(すが)しと寝(いね)つたるみたれども(長塚節)
長塚節(ながつかたかし1879~1915)は、夏目漱石が絶賛した小説家で、正岡子規の流れをくむ歌人でしたが、結核のため36歳で病没しました。
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【歌の手帳】たらちねの母
垂乳根の母が釣りたる青蚊帳を清しと寝つたるみたれども
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