8月24日、主要産油国サウジアラビアのBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)加盟は世界の舞台で影響力を拡大しようとするサウジの野心を浮き彫りにする一方、かつて鉄壁と見られた米国との同盟にはほころびが目立っている。23日、ヨハネスブルクで開催されたBRICS首脳会議の会場で代表撮影(2023年 ロイター)
[ドバイ 24日 ロイター] – 主要産油国サウジアラビアのBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)加盟は世界の舞台で影響力を拡大しようとするサウジの野心を浮き彫りにする一方、かつて鉄壁と見られた米国との同盟にはほころびが目立っている。
BRICS首脳会議は6カ国の加盟を決定。議長国南アフリカのラマポーザ大統領によると、アルゼンチン、エジプト、イラン、エチオピア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国が2024年1月1日に加わる。
サウジのファイサル外相は24日、「新たな発展と経済的機会を創出し、われわれの関係を望ましい水準に高めるためにこの協力を発展させていきたい」と語った。
アラブ諸国の有力国であるサウジとその隣国UAEは、米国がこの戦略的地域の安全保障へのコミットを弱めているとの懸念から独自の道を一層追求している。
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