
韓国の海兵隊が1月8日、北朝鮮との北限線近くにある延坪島の港に立つ。5日以降、平壌軍は人口の少ない2つの韓国の国境島の近くで数百発の砲弾を発射し、避難命令、フェリーのキャンセル、対抗訓練を引き起こした(Photo by JUNG YEON-JE/AFP via Getty Images)
- 北朝鮮、黄海に砲撃
北朝鮮の金正恩総書記が能登半島大地震について岸田総理にお見舞いの電報を送った。これに対して林芳正官房長官は「今回、能登半島地震による被害に対しては各国・地域からお見舞いのメッセージを受け取っている。日本政府として感謝している」と述べた。
だが、ここで終わりすればいいものを、これに続けて「金正恩委員長からのメッセージについても感謝の意を表したい」と述べたのである。この外交・安全保障感覚の欠如は、外務大臣を務めた人とは思えないほどで、唖然というより驚愕に値する。要するにどの国が日本の味方でどの国が日本の敵かの区別が出来ないのだ。
誰が見ても北朝鮮が日本の味方ということは絶対にありえないから、何か裏があると勘ぐるのが自然な感覚であり、北朝鮮からの電報については無視するのが正解なのだ。
しかも、この前日の5日に北朝鮮は黄海における韓国との海上緩衝区域に200発の砲弾を撃ち込んでいるのだから、韓国に対して対立、日本に対して懐柔という日韓分断を北朝鮮が目論んでいるのでは、と疑ってかかってしかるべきであろう。
だが北朝鮮が初めから日韓分断を企てて......
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