6日、アメリカの保守派法律団体「アメリカ・ファースト・リーガル(AFL)」は、ペンシルベニア州内の一部学区が行う子どもの性別移行を支援するプログラムに対して予備的差し止め命令を提出した。同団体は、学区が保健師や心理学者を含む学校スタッフによって保護者の知らないところで進められているこのプログラムが、保護者の権利を侵害していると批判している。
欧米では、子どもたちへの性別移行支援プログラムが急速に広がり、社会的な問題となっている。特に、思春期の子どもたちに対するホルモン治療や去勢手術、乳房切除、顔の再構築手術などの医療的介入が、取り返しのつかない身体的変化につながり、悩みを抱える子どもたちが増えていることが指摘されている。
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