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台湾有事で最大の弱点、米軍が兵站増強に本腰

2024-02-03 | 時事・ニュース

米国とオーストラリアが上陸作戦や地上戦、航空作戦の軍事演習を行った昨年夏、中国の軍事的野心の高まりに対抗するために両国が防衛協力を深化させているという派手な見出しが躍った。写真はミサイル駆逐艦「ステザム」。2017年、西太平洋で撮影. 米海軍提供(2024年 ロイター/U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Kelsey J. Hockenberger)

 

[ワシントン 31日 ロイター] – 米国とオーストラリアが上陸作戦や地上戦、航空作戦の軍事演習を行った昨年夏、中国の軍事的野心の高まりに対抗するために両国が防衛協力を深化させているという派手な見出しが躍った。

しかし台湾有事に備える米国の戦略立案者らとって、この「タリスマン・セイバー」演習ははるかに地味な価値を持っていた。米政府関係者によると、演習後に装備品を残したことで、オーストラリアに武器の集積が進んだという。

米国と同盟国は、中国が数年以内に台湾へ侵攻する可能性に懸念を募らせている。米軍は準備を厳しく見直し、重要な分野、すなわち兵站ネットワークの不備を補おうと努めている。

米陸軍によれば、同演習後に残した装備品には、オーストラリア南東部バンディアナの倉庫にある約330台の車両とトレーラー、130個のコンテナなどが含まれる。軍事演習や自然災害、あるいは戦争で必要になる物資だ。

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台湾有事で最大の弱点、米軍が兵站増強に本腰

米国とオーストラリアが上陸作戦や地上戦、航空作戦の軍事演習を行った昨年夏、中国の軍事的野心の高まりに対抗するために両国が防衛協力を深化させているという派手な見出...

 

 


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