えつお日記

作曲家 川崎絵都夫ホームページ連動の日記です! 演劇や合唱・邦楽器のための作品を中心にした仕事日記や日々の雑感です。

委嘱曲練習

2008年05月29日 | 邦楽
委嘱新作の練習(指導)のために橋本(京王線)へ。

箏と十七絃の二重奏ですが、厚めの響き、透明な響き、モードによるスケールの連続、運動性の追求、、などの趣向が凝らしてあります。それらを細かくさらっていき、最後の大団円へ向かう大きい流れも確認し、充実した練習でした。

【演奏会情報】

☆「新・前・橋キッチン」新装開店記念ライブ☆
6月29日(日)14:00新装開店! 場所:代々木「アトリエ・ムジカ」(JR代々木駅より徒歩2分)

箏、17絃、尺八を食材になんでもござれの洋食屋、新・前・橋キッチン。なんで「新・前・橋」かって?いやいや、群馬に実在する駅名じゃありませんよ?その由来の謎については当日のトークをお楽しみに!シェフ(鯨岡徹)&ウェイトレス(齋藤純子)&バーテン(高橋裕恵)の3人組が心をこめて、あなたの心がほっこり幸せに浸れる美味しいお料理を提供します!

写真は左が箏の斎藤純子さん、右が十七絃箏の高橋裕恵さん

織座第19回定期演奏会

2008年04月13日 | 邦楽
織座定期演奏会を聴きに船堀へ。大ホールにたくさんのお客さんが入って盛況でした。曲も、トリの「古代舞曲によるパラフレーズ」まで盛りだくさんな上にどれも大変素晴らしい演奏でした。危なっかしいところが皆無で純粋に楽しめ感動しました。

打ち上げには三木稔先生、今井重幸先生、秋岸寛久さんも参加され、良い演奏を聴いたあとの心地よい興奮と共に盛り上がりました。

織座さんには、これから「竹桐之賦(三曲合奏版)」の録音でお世話になります。また来年の第20回定期演奏会では僕の「花織」も演奏していただけるそうです。
(写真はありません~)

新潟ジュニア教室合同スプリングコンサート

2008年03月30日 | 邦楽
【新潟りゅ~とぴあ】のジュニア教室3団体合同スプリングコンサートに行って来ました。

邦楽は僕の曲を演奏してくれました。例年通り、パイプオルガンのある大ホールでの満員のお客さん(約1800人)の前で、コツコツと練習してきた曲のお披露目。子どもたちにとって、素晴らしい体験です。

写真はリハーサル風景

日本音楽集団・夏期講習会二日目

2007年08月11日 | 邦楽
日本音楽集団の夏期講習会(邦楽合奏)の二日目。僕の新曲を、午前中のパート練習~午後の合奏練習まで指導してきました。
親しくさせていただいている方、初めての方、それぞれの皆さんにとても熱心に取り組んでいただき、最後の通し演奏は素晴らしかったです!

新曲の曲名は「夏夢三景」に決めました。1夏木立 2蛍ひとつ 3夕映え と副タイトルが付きます。

写真は集団の団員と共に演奏した風景。






団員によるミニコンサート風景

新潟ジュニア邦楽教室定期演奏会

2007年07月29日 | 邦楽
新潟の市・音楽文化会館での新潟ジュニア邦楽教室定期演奏会に行きました。「砂山変奏曲」の初演と「祭り幻想」をやってもらいまいした。2月のような地震による足止めも無く、日帰りでリハーサルから立ち会いました。
特に祭り幻想は完全に自分たちのものになっていて、その音楽性は素晴らしいものでした。

写真はゲネプロ風景です

邦楽ジャーナル創刊20周年パーティー

2007年06月01日 | 邦楽
昼間、ソプラノとギターのための曲を進める。

夜は邦楽ジャーナルのパーティーへ。
350人の参加者ということで、名簿に載っているお知り合いの方を探すだけでも大変!
多くの方々と「お久しぶり」そしてご紹介など頂いて「初めまして」

写真は(小さくてわかりにくいですが)編集長ご挨拶

邦楽合奏団あらたまコンサート

2007年05月20日 | 邦楽
三重県の邦楽合奏団「真珠(あらたま)」の第14回定期演奏会に行きました。
僕の作曲した「組曲・弁慶」を始めとして、盛り沢山の意欲的なプログラムでした。
しかも作・編曲家の福嶋頼秀さん(今回はアンコールを編曲)の軽妙な司会でとても雰囲気の良いコンサートでした。

池上慎吾さんの「大連」(作曲者は来場せず)は一瞬「宇宙戦艦ヤマト」を思わせるようなヴォカリーズの章もある混声合唱と邦楽合奏の壮大な曲。
愛澤伯友さんの「濤声(とうせい)」は大鼓(おおかわ)と尺八の二重奏という大変変わった編成。空気をつんざく大鼓の音が印象的。
他に、碧の伝説、水分(みくまり)の森、鹿の遠音、マリンバ独奏(「大連」にマリンバが使われているのです)、アンコール、と盛りだくさん。

満員のお客様にも満足して頂けたようです。

リハーサル風景


箏の団員の方と


織座・定期演奏会

2007年04月22日 | 邦楽
織座の定期演奏会を聴きに行きました。

「ダブルコンチェルト~琵琶の二重協奏曲~」を演奏してもらいました。琵琶二面が必要という編成も特殊ですし、もはや再演は無いと思っていた曲です。素晴らしい演奏でした。

また、作曲家の三木稔先生、今井重幸先生、秋岸寛久さんも来場し、指揮の稲田康先生共々打ち上げにも参加されていて、アマチュアの団体とは思えないような雰囲気でした。
(写真はありません…)

鶴の巣籠

2007年02月01日 | 邦楽
『鶴の巣籠』の邦楽合奏版伴奏アレンジをようやく脱稿。結局打楽器と三弦は使用せず。
二人の篠笛と3人の尺八、笙、琵琶、二十絃箏2,十七絃のみで作る。

変拍子が多くならないように何とか定量記譜で書いたけれど、自由自在に吹く尺八ソロとどれくらい合わせてもらえるか…練習に何度か立ち会っていろいろ調整させてもらわないとダメだろうな~。
合うと、すごくかっこいいはず!

鶴の巣籠

2007年01月22日 | 邦楽
オーケストラアジア・ジャパンアンサンブルのための「鶴の巣籠」のアレンジの準備で、楽譜起こしをする。
以前、キングから出ていた同じ曲のアレンジを踏襲して編曲するものだが、当時のスコアがどうしても見つからず、尺八パートの楽譜起こしから。自由に吹いている尺八を定量記譜法で書くのは大変。
何とか伴奏と合わせられるように、丁寧に変拍子やフェルマータを工夫しないと。

蒼き狼の夢

2007年01月20日 | 邦楽
14時~/狛江エコルマホールにて「星組合奏団」演奏会。

ラストに「蒼き狼の夢」を演奏。老舗の邦楽合奏団ですが、琴と十七絃を各1人ずつでの「蒼き狼の夢」は初めて聴きました。大変な熱演でした。指揮の紙谷一衛先生とは初対面でした。