京都での「第12回全国学生邦楽フェスティバル」に行きました。委嘱三曲大合奏曲『寿詞雲(よごとぐも・全4楽章)』の講習(11日)と学生演奏会(12日)での同曲演奏の指揮と全体の審査をしました。
今回は全国40校から250名の参加者があり、その内の106名が委嘱曲の講習を受講しました。委嘱曲は「パート練習だとよくわからないけど、全体合奏をすると感動する曲」になりました。(ホント)初心者でも弾けるように箏2は押し手無し、尺八はメリカリはほとんど無し、など限られた条件で書きましたが、参加者によっていろんな楽章を気に入ってもらえたようで良かったです。
夜の邦楽観賞会は、二十五絃箏・野坂操壽、三味線・横山佳代子、尺八・藤原道山、の御三人による古典、現代曲のコンサート。『八重衣』の各奏者の自作カデンツァ入りはとても面白い趣向でした。音階や和音の選び方によってはやや違和感を感じる瞬間もありましたが、スリリングな演奏でした。終演後の楽屋で「こういうのも最近よくあるんですよ」と道山さん。
演奏会のロビーでは、このイベントに僕が呼んでもらうきっかけを作って下さった尺八の石川利光さん、石川さんとグループを組まれている尺八の岡田道明さん、以前「創作詩吟」のお仕事で御一緒させて頂いた箏の飛山百合子さんなど、多くのお知り合いの方と久しぶりにお会い出来ました。
写真は講習風景(第一部の楽器別講習)
上から~十七絃箏(指導・中川佳代子先生)/尺八(指導・藤原道山先生)/三絃(指導・菊聖公一先生)/箏(指導・池上眞吾先生と菊央雄司先生)
今回は全国40校から250名の参加者があり、その内の106名が委嘱曲の講習を受講しました。委嘱曲は「パート練習だとよくわからないけど、全体合奏をすると感動する曲」になりました。(ホント)初心者でも弾けるように箏2は押し手無し、尺八はメリカリはほとんど無し、など限られた条件で書きましたが、参加者によっていろんな楽章を気に入ってもらえたようで良かったです。
夜の邦楽観賞会は、二十五絃箏・野坂操壽、三味線・横山佳代子、尺八・藤原道山、の御三人による古典、現代曲のコンサート。『八重衣』の各奏者の自作カデンツァ入りはとても面白い趣向でした。音階や和音の選び方によってはやや違和感を感じる瞬間もありましたが、スリリングな演奏でした。終演後の楽屋で「こういうのも最近よくあるんですよ」と道山さん。
演奏会のロビーでは、このイベントに僕が呼んでもらうきっかけを作って下さった尺八の石川利光さん、石川さんとグループを組まれている尺八の岡田道明さん、以前「創作詩吟」のお仕事で御一緒させて頂いた箏の飛山百合子さんなど、多くのお知り合いの方と久しぶりにお会い出来ました。
写真は講習風景(第一部の楽器別講習)
上から~十七絃箏(指導・中川佳代子先生)/尺八(指導・藤原道山先生)/三絃(指導・菊聖公一先生)/箏(指導・池上眞吾先生と菊央雄司先生)
今年から中学校の非常勤講師で箏曲を教え始めましたが、いずれこうした講習会やフェステイバルに行く学生がでるといいなあとおもいます。
「作曲者が直接自作について語る機会はそう多く無いので興味津々です」と言われる事が多いです。
また合奏の場合は特に、弾くのに一生懸命になっていると、曲の全体像や各部分の役割分担などが見えにくかったりしますからね。
参加していた学生さんたちは、みんなとても熱心でした。邦楽器を大学に入学してから始めた人が多かったけれど、これからは中学校の授業などでの経験を刺激にして、取り組む人がドンドン増えるといいなと本当に思います。