cottage craft industry EXTREME-畠山研究所

〆具のEXTREME-畠山研究所
製作物や日々の出来事などです。

アドレスV125 シリンダーヘッド改造

2007年09月17日 | アドレスV125
アドレスの走行距離がやっと1000kmを越えた。
そろそろ良いとこ悪いとこがいろいろ見えてきた。

ブレーキはちと弱いけど車体は良い感じだ。
良く曲がるし、そこそこ安定感もある。

エンジンはさすがに慣れてくると、ちょっとかったるい感じがしてくる。
特に出だしのあたり。
60km近辺はかなり良い感じ。125ccにしては結構パンチがある。

出だしのトルク感の無いモワっとした所が無くなればかなり良くなりそうだ。

ボアアップすればすべて解決されそうだけど、しばらくは125ccでいろいろやって見ようと思う。

今日はシリンダーヘッドのポートを少し綺麗な形の手直し。



これは吸気ポート。管長が長くて曲がっているので、結構削りにくい。
綺麗な円になるように少しずつ削る。
たまに指でさわりながらやると、でこぼこが分かり易い。

目で見ていると良さそうでも、指でさわると以外とでこぼこしている。



これは排気ポートを燃焼室の方からみた写真。

吸気も排気も綺麗な形に整えながら、バルブガイドの左右を少しだけ削って広くしてみた。
もともとバルブガイドはあまり飛び出さないようなデザインになっているので、気持ち広くする程度。

後はバルブシートとポートの段差のあたりをスムーズに仕上げる。
ここも機械加工である程度にはなっているので、加工が入っている所と、入っていない所の境目を綺麗にしてあげる感じ。





ポート径はさらっと削ったので、少し大きくなっているけど、あえて広くはしていない。
後はスムーズに流れるように形を整えた。
排気量は変えないので、最初はこんな感じで行ってみようと思う。

これで良い方向に出たら、また少しバルブガイド周りと、ポートの径を少し広げてみよう。
最初から削ると元には戻せないからね。



バルブを軽くすり合わせてから組み付ける。



バルブのステム径が同じなので、吸気も排気もステムシールが一緒だ。
さらにバルブスプリング、リテーナー、コッタなども全部共通なので、間違いが起きなくて親切だ。
コストダウンにもセンスがある。





カムも変えてみたいのだけど、タケガワの場合ボアアップのKITで買ったほうがお買い得のような感じなので、カム単体で買うのは躊躇している。

インジェクションコントローラーも買わないといけないので、結構大きい出費になってしまうなー。

このヘッドにハイカム、インジェクションコントローラーの組み合わせで、いければ最高だ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする