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旅シリーズ第一弾!
アンコールワット
今まで旅した中で一番思い出深い場所なので、1回目に登場です。
アンコールワットが何処にあるか知らない人が多いですが、タイにあると思っている人も結構多いみたいです。
アンコールワットはカンボジアのシエムリアプという町にあります。首都プノンペンから300キロぐらいです。たぶん。
観光客はプノンペンへは行かずに、タイのバンコクで飛行機を乗り換えて、直接シエムリアプに入るのが、普通です。
学生や貧乏旅行者はバンコクで安いバスツアーのチケットを買って、12時間位かけて、バンコクからシエムリアプまで移動します。
当然オレもバスツアーです。ツアーといっても別に一緒に観光するわけではなく、単なる長距離バスです。
タイをぶらぶらするのも飽きてきて、さて次は何処かなっ!と考えながらも2,3日が過ぎた頃、ふっとカオサンの旅行代理店にある張り紙を見ると、「アンコールワット550バーツ」
1600円か悪くないな。長旅になるとけして安いとは感じないけど、今考えると安いですね。
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早速何軒か見て周り、値段の相場をみてみる。
500~600といったところか。
カンボジアに入るにはビザがいるので、ビザを取らなくてはいけません。
ビザは以外に高いんです。国境でも取れるらしいけど、心配なので、バンコクで取りました。実際は国境であっさり取れてましたけど!
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早朝カオサンの安宿街から大きい観光バスで出発です。タイ国内はは高速道路でビューンと国境まで3時間ぐらい。
バスを降りてイミグレーションまで徒歩です。おいて行かれないようにしないと迷子になります。結構ごった返していて、時間がかかります。
全員抜けるまでに2時間以上かかったんじゃないかな。
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ここからが、バスツアーの楽しいところです!
国境を一歩カンボジア側に入るとまるで別世界!
道が土に変わり、建物は粗末になり、みんな裸足だし、地平線は見えるし・・・。
ちょっとしたタイムスリップ!バスはタイムマシーンなんです。
行けば分かる!みんなに行って欲しいです。バスで。
飛行機だと1時間なんですけどね。
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陸路で国境を越える事が、なんか面白い。
国が違うんだなって、はっきり判らせてくれる。すぐそこなのに。
カンボジア側でマイクロバスに乗り換えて、シエムリアプへ出発です。
土のでこぼこ道を行きます。おんぼろバスなんでサスがぼろで、突き上げが強烈です。
乾季なので、土ぼこりがひどくて窓は開けられません。エアコンが付いてはいるんですが、これが弱い!っていうか外が暑い!
ガタガタ、あちあち、です。あと何時間なんだ! 体力がないと死にます。マジで。
バスが地平線の見える荒野で止まりました。
何だ?
橋があるようですが、ぼろぼろです。
運転手と助手が橋をチックしています。まさか渡れるかどうかを見てるのか?まさか!
まさかです。しばらく見てから、OK!とか言ってゆっくり渡りました。
傾いて幅もいっぱいいっぱいでしたが、無事通過!
車内で拍手が起こりました。
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まあ落ちても死ぬような高さは無いんですけど、下は泥沼だし、こんな原野で立ち往生したらどうすんだよっ!って感じでしたけど。毎度のことなんでしょうね。
っていうか、来るときも通ったんだろ!一人突っ込みを入れます。
日も暮れる頃には「なるようになるだろう。」的な感じになります。
みんなそんな感じでした。ぐったりです。
そんな頃、町の明かりがちらほら。
シエムリアプなのか?
町のはずれのゲストハウスに到着です。
つづく。
旅シリーズ第一弾!
アンコールワット好きなんだねー
遺跡ってなんか偉大なものというか神秘的なものというかそのものが歴史じゃない
後の方にあったけどそこに木とかからみついたり住んでる人達のすぐ側で存在してるんだよね・・・すごいな
ラピュタの世界、天空の城
遥か遥かいにしえの時
塔に壁に刻まれた跡
時を超え遠く彼方からよみがえる記憶
そんな古代に想いを馳せながら
佇んでいたのでしょうか・・・
ガタガタ、あちあち、でも
バスのタイムマシーンで
タイムスリップ!してみたいです
体力勝負というところでしょうか・・・
たぶん見た人はそう思うんじゃないかと思いますが、自分も行った気にさせてくれる旅日記、写真も文章も気に入ってます!でも、ビンボー旅行者さん、タフだよね~病気しないってのは何よりです!
まだまだ見所沢山ありそうだったしね。
最近タイとカンボジアが一瞬、交戦状態になったから、陸路で国境を越えるには難しいかも知れないね。
住んでいる人にとっては国境なんか意味が無いような大平原なんだけどね。