シルバーセンターから、庭師さんが3人、
伸びきった庭の木の剪定に、今年も来て下さいました。
ひと休みの時間になって、庭先の一角に腰を下ろした庭師さんたち。
そのうちの一人、姿勢がとってもいい。。!!。。
で、写真を取らせてもらいました。 パチッ。
腰がしっかりしていて、いい姿勢でしょ。
「丈夫そうなお体ですね」と私が言うと、
「見て、分かるんですか?」と庭師さん。
「まあ・・、職業がら、なんとなく・・」
「そういえば、娘婿に『お父さん、僕よりいいカラダしてますね』って言われましたね」
すると、別の庭師さんが、
「この人ね、オレたちよりも年上なんですよ。
でもねえ、元気だワ~。
この炎天下で仕事していて、
オレたちが暑くてフラフラしているのに、平気なんですよ。
「ああ、疲れた!」ってことば、聞いたことないねえ。
この人、80歳を過ぎても、庭師をやってると思うよ」
・・もう一人の庭師さんが、
「私なんかね、熱中症になって、救急車で運ばれましたよ」
と、熱中症の一部始終を語ってくれました。
~~~タイヘンだったわねえ。
今年の、この猛暑の中で、太陽に照らされながら、
木にハシゴをかけて、仕事をしてたなんて、私にはとても出来ないわ。
あとで聞いた話ですが・・・、
あの、姿勢のいい、丈夫そうな庭師さんは、
「体育大学の高校の元校長先生をしてたんだよ」ですって。
「じゃあ・・校長先生を退職したあと、庭師さんになったんですか?」
「そうだよ。奥さんがうるさいから、外にいた方が気楽でいい、ってさ」
・・今だに崩れのない体は、体育系の賜物でしょうか。
元校長なら、ゆうゆうと年金暮らしのご身分でしょうに、
シルバー人生には、こんな選択肢もあるんですね。
3人のシルバー庭師さんは、よほど気が合っているようで、
庭木を涼しげに剪定したあと、
落ちた切り枝を、キレイに片付けて、
明日の予定を話し合って、笑い合いながら帰って行きました。
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