「先月、元気なお姿を拝見したのよ。なのに、
こんなに急に亡くなられるなんて・・」
昨日来室したUさんが、信じられないという口調で話し始めました。
「だるくて、食事が喉を通らない、ということで病院に行って、
2~3日で退院するくらいの気持ちで入院したらしいの。
でも、入院中に体調が悪くなっていって・・、
お見舞いに行った人の話では、
手足に紫斑があって、水枕が気持ちいいって言ってたって。
妹さんの話だと、
点滴が合わなかったんじゃないか、って。
・・・センセイは、どう思います?」
「う~ん、何でしょうねぇ。
他に何か、病気が潜んでいたのかなぁ・・」
(その方の入院先は、ガン病棟だったと、後で伺いました)
「私はね、点滴で体が冷えたんじゃないかって、思うんですよ。
私ね、
妊娠中に体調を崩して、点滴を受けたことがあるんです。
点滴中に、体が冷えてきて、寒くなって、
全身に震えが出て、
夢中で看護婦さんを呼んだんだけど、なかなか来なくて、
私も、赤ちゃんも死ぬんじゃないかと怖かったですよ。
・・点滴に入れる薬が合う、合わないもあるかもしれないけど、
点滴で体が冷えて、具合が悪くなることって、
きっと、あると思うの」
自分の体験を踏まえての、Uさんの話でした。
うん・・、
Uさんのご指摘は、一理あるかもしれない。
Uさんの話を聴いて、
私は、母が点滴を受けた時のことを、思い出していました。
(・・続きは、明日)
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