・・・・昨日のブログの続きです。
Uさんが、点滴で震えが来た」という話をきいて、
私は、亡き母のことを思い出しました。
母が、八十代半ばの頃のことです。
夏に、一種の熱中症で、母の体が熱くなっていました。
病院に行って、点滴をお願いしました。
点滴は栄養剤入で、量は500cc。
点滴が半分くらいになった頃、母は、
「寒いから、布団を掛けてちょうだい」と言いました。
「冷房が母には強すぎるのかな」と思いながら布団を掛けました。
点滴が終わる頃には、「寒い寒い」と。
体の震えが少しあって・・・、
そのとき、やっと、私は気づいたのでした。
~~点滴で、母の体が冷えてしまったのだ!と。
家に帰っても、母は「寒い寒い」と言い、
真夏の日中なのに、しばらく布団に潜っていたのです。
その頃の母の体重は、35~6㎏ だったでしょうか。
色白で細っそりして、しかも低体温の母。
その体に、500ccの点滴は多すぎだったと、私は悟ったのです。
翌年の夏も、母は、軽い熱中症で、体が熱くなりました。
母は点滴を嫌がりましたが、先生にお願いして、
点滴の量を半分の 250cc にしていただくことにしました。
500cc の点滴しかないので、看護婦さんには、
半分量になったら、点滴を止めていただくことを確認し、
母の様子を見ながら、点滴をずーっと眺めていました。
半分になった頃、看護婦さんを呼んで、点滴ストップ。
~~うん、これ位の量が母にはちょうど良さそう。
母の体の熱も冷めたし、震えもこないし・・・。
(次も 点滴の話です)
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