みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

映画「レオナードの朝」に何度も泣きました

2014-01-06 | 大(後頭)孔の問題

受験生の孫たちがワッと来てサッと帰ったので、

、、、静かな正月休みになりました。

『レオナードの朝」という映画をゆっくり見て、

何度も泣きました。・・こんなに涙があふれたのは、久しぶり~~。

 

「レオナードの朝」は実話を基に作られた映画で、舞台は1969年。

脳疾患患者レオナード と彼を何とか救おうとするセイヤー医師の物語。

 <ストーリー>  

セイヤー医師は、ある神経病患者の専門病院の医師として採用された

担当は、嗜眠性脳炎にかかり、30年もの間、体が硬直し脳が眠っている状態にある20名の患者たち。

セイヤー医師は、重症のレオナードに、新薬のLドーパを投与することを提案し、認めてもらう。

新薬 Lドーパの投与によって、レオナードは奇跡的に目覚め、機能を回復し、母と言葉を交わし、医師と共に街を歩き、恋をした。医師とレオナードの間に、友情が芽生えた。

この奇跡的な効果を見て、20名の患者に新薬を投与すると、他の患者たちも機能を回復し、自分で食事をし、ダンスを楽しむことが出来るようになったのだった。

しかし、この奇跡は長くは続かなかった。新薬の副作用か、痙攣やチック症が現れ、穏やかだったレオナードが突然に凶暴な行動に走ったり、体の硬直が悪化した。

20目の他の患者たちもまた、セイヤー医師の懸命な努力も空しく、もとの硬直した嗜眠状態に戻ってしまったのだった。

失意のセイヤー医師が、協力者であり自分に好意を寄せていた看護婦の愛に気づくところで、映画は終わっている。

セイヤー医師の、レオナードを見るやさしい笑顔に泣いた。

レオナードが、はかない恋の相手とダンスをするシーンに、涙があふれた。

たくさん泣かせてくれた切ない映画でした。

・・・・・・・・・・・・・・

こんなに涙があふれたのは、おそらく、セイヤー医師の患者さんを治したいという気持ちが、Miz の気持ちとオーバーラップしたからでしょうね。

それからもう一つ、ドキドキしたシーンがありました。

新薬の効果で、ふつうの人間に戻ったレオナードに副作用が出始めると、セイヤー医師が、新薬をどんどん増量して行くシーンがあるんですよね。

「やめて、やめて。そんなに薬を増やさないで」って、映画なのに叫びそうになりました。

(映画ではLドーパの量を1000mgまで増やしていましたが、実話記録では5000mgまで増やしたそうです。なお、現在日本では1500mgが限度とされているそうです)

 

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・・・・・・

ここからは、感傷的な話から離れます。

映画を見ながら、Miz は、

嗜眠性脳炎が、なぜレオナードのような症状を引き起こすのかを考えて、

ふと、高熱で脳炎を発症したAちゃんを思い出しました。

・・・Aちゃんは沖縄で風邪を引き、高熱が出て脳炎を発症し、

   そのため脳が萎縮してしまい、脳障害児となりました。

Aちゃんの話はブログに書いたので、参照ください

 

付け加えると、レオナードとAちゃんの症状には違いがあって、

Aちゃんは、高熱が原因で、脳が変性(萎縮)した脳障害であるの対し、

レオナードは、高熱が原因で、脳が眠っている症状ということです。

~~だから、一時的にせよ「ふつうの人間に戻る」ことが出来たのでしょう。

 

では、レオナードの症状はどこに原因があったのか・・?

それは謎だそうですが、Miz は謎を推理することが好きなのね、

これは Miz の個人的で勝手な想像ですが、

脳の容器である頭蓋骨の底部に、大後頭孔という孔があります。

この孔に、首の骨の最上部が組み込まれているのですが、

高熱は、この大後頭孔の周辺(脳への入り口)を熱変性させたのではないか、

と推理してみました。

そう仮定すれば、脳と頭蓋より下との通路は遮断され、情報は行き来しません。

一方、脳は熱変性されていないから、いわば眠った状態で生きています。

・・・ってところで、どうかかな?、、、なんて・・。

 

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厚生労働省のインフルエンザ発生情報によると、

今年も、インフルエンザが流行しそうです。

インフルエンザは、高熱を出しやすく

最悪の場合は、レオナードの二の舞いを引き起こす危険もあります。

~~高熱が出始めたらすぐ病院へ。点滴や薬で冷やしてもらおうね。

お互い、注意しましょうね。

  


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