一昨日、Mさんが来室しました。
・・双子の赤ちゃん(胎児)を、昨年流産したそうです。
悩みは、流産後の生理不順。
生理周期がまったくバラバラで、出血量がハンパでなく多いとか。
Mさんには3歳の女の子がいるのですが、
「もう一人産みたい。けど、こんな生理ではダメかな~」と。
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Mさんの体を見ると、まさしく肥満型肋骨をしていました。
前回のブログの動画で説明した、横広がりの肋骨です。
妊娠すると、横広がりの肋骨=肥満型肋骨になりやすいので、
出産後は、運動と呼吸法(前のブログ参照)で対処して下さい。
~~横広がり肋骨は、腹腔内の活性が弱くなりがちですから・・。
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Mさんには、呼吸法を用いながら、腹腔内の活性を図りましたが、
・・・2つの問題、発見!
お腹に帝王切開の跡があって、それがキュッと締まっていた・・!
~~手術の跡は、寒くなると縮みやすいのです。
そして、足の指が異常に冷たい。
~~足が冷たいと、足から戻る血液も冷たく、お腹を冷やします。
Mさんの子宮は、広がったお腹と、キュッと締まった手術跡と、冷たい血液で、トリプルパンチを受けていたのです。
呼吸法で、横広の肋骨も少々ですが、縦長になりました。
足の指も温めました。
手術跡も緩んで、キュッではなくなりました。
「お腹が暖かいです」とニコッとしてMさん。
「足を暖かくして、適度の運動をして・・・、
次の生理が、まだ異常のときは、再来室して下さい」とMiz 。
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「空気を追い出す呼吸法」の失敗談を書く予定でしたが、次回に。
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